↑ ELEMENTS OF STYLEのTシャツをプレゼントしてくれた先輩は「ジョージ」と名付けてくれた先輩でした。 レコード、スニーカー、その業界では誰からもリスペクトされていたし、夜の街を教えてくれたナビゲーターでもありました。 先輩に呼ばれるとヒップホップのレジェンド達が勢揃いしていて、1番歳下の自分はいつも萎縮していたし、緊張していた。 たまにKID君もいたし、ひなのちゃんの亭主もいた。 先輩が凄かったのは、センスと気合いを活かして、食い込む時はどんな相手でも手懐けていた。 当時タイ王室のプリンスが日本に極秘留学していて、プリンスを先輩は上手に利用した。 （最終的にプリンスはみんなの金づるにされていた） 先輩たちはしょっちゅうタイに行っていたし、レッドブルの利権にもうまく入り込んで稼いでた。 最終的にはロンドンでスニーカーを牛耳るVIPに辿り着いて、社員として潜り込み、白人の社長からブラックカードを渡されてそれでエンジョイしていた。 「ジョージ、外人相手でもパリッとやれればあらよっとだよ」 「ジョージ、夜の街では脇を締めて、相手を勘ぐれ。信用するな。色んなヤツいるけど外人が舐めてきたらその場で日本語でキレまくれ。 アイツら日本人の怒り具合見るとビビるから。俺がお前を好きな理由は愛国心があるからだからな！そこサボんなよ！」といつも説教された。 めんどくさい人でもあったけど、かっこよくもあったし、心強かった。 しかし、たくましい人だったなあ（笑）