ジョージジョージ 「悲しみは雪の様に」〜「LA・LA・LA LOVE SONG」のつなぎ辺りからあなたのハートじわじわして「downtown」〜「そして僕は途方に暮れる」辺りで完全にロックされます。
ジョージのトーク
トーク情報ジョージ 鈴江信彦鈴江信彦 [新宿スワン]第1巻 和久井 健 著 講談社
白鳥タツヒコが"バーチャンゆずりの天パー"を笑った相手を殴ったことで真虎と出会う。
この第1巻の冒頭場面がタツヒコの人間性の全てを表していると感じましたし、その人間性が真虎を惹きつけたのだとも感じました。
タツヒコの性格・考え方は理不尽に殴られても相手に腹を立てるのではなく「女ひとり守れなかった自分のふがいなさに腹がたった」と思った場面、かませ犬だと分かった上で他組織に殴られに行った関に対して「関さんアンタ馬鹿じゃないっスよ…いや…馬鹿だとしても!オレはアンタを尊敬します!!」と言い切る場面、そして第1巻最終章の有り得ない程にやるせない状況の中にあっても「それでも目指すべき場所はある!」と心に刻む場面に集約されていて、タツヒコのこれからの展開が非常に楽しみになりました。
それにしても真虎の底知れない雰囲気が堪りません。
全38巻、読み切ります。- ジョージ
ジョージ ↑
新宿スワンを読んでくれてありがとうございます。
物語に出てくる事柄は実話がかなりあります。
僕の世代(昭和LIFE55)を中心に、アンダーグラウンドな世界で巻き起こってきた東京、問う今日、闘狂の物語です。
和久井先生が所属していたスカウト会社はエージェントという会社で、00年代、キャバクラ、風俗、AVをほぼ仕切っていた会社になります。
同世代の友達、先輩、後輩も和久井先生からの取材を受けて、物語のスパイスとして活躍しています。
道半ば諦めたら奴ら
ハード過ぎてサジ投げた奴ら
都会に呑まれた奴ら
今じゃ連絡も途絶えた奴ら
彼らの笑顔を思い出して振り返ると、泣けてきます。
新宿スワンの世界、どっぷり浸かって楽しんでください。