ジョージのトーク
トーク情報ジョージ 鈴江信彦鈴江信彦
[新宿スワン]第2巻 和久井 健 著 講談社
宿無しになってしまったタツヒコは会社の寮に入る。その寮でヒデヨシと出会う。
そして、ヒデヨシはタツヒコの携帯から情報を盗むことでバーストの幹部の座が見えてくる。しかし…
タツヒコを主人公としたメイン・ストーリーが粛々と進んで行く中で真虎や葉山が仕込んでいる企みの伏線もチラチラ見えて来て、第2巻では一瞬たりとも気が抜けませんでした。
そしてこの作品はやはり言葉が強いです。
裕香の「ヤクザだろーと カタギだろーと 世の中 ヤなヤツはいっぱいいるでしょ?私にはヤクザだからって突き放したキミのほうが……よっぽどヤなヤツに見えるよ?」という言葉。
麻矢の「ブスなのは自分でよくわかってるよ 当たり前じゃない?この顔で20年生きてるんだもん」という言葉。
これらの言葉に至る展開、これらの言葉の後の展開も含めて言葉の強さというものを感じました。
そして女性からこれらの言葉を引き出したタツヒコの人間としての魅力も改めて感じました。
タツヒコはやっぱり格好良いです。- ジョージ
ジョージ ↑新宿スワンの実写映画は山田孝之さんが演じましたが、ハマり役だったと思います。
ヒデヨシの心の痛みは2巻ではまだ見えません。
マヤヤはもう出てきましたか。
かわいいこでしたね。
2015年7月
とある場所で山田孝之さんを見つけたので、図々しくこの辺りの話を聞いた事がありました。
(僕は山田さんと初対面だし、関係はありません。この日二、三杯乾杯して話しただけです)
最初、関の役でオファーがあったらしく、ヒデヨシならやりたいと言ってヒデヨシ役になったと。
それは山田さんの英断だったと思います。
沢尻エリカちゃんもジャンキー風俗嬢アゲハを自ら演じたいと希望したと聞きます。
ただ、漫画の様な救い様のない残酷で辛いシーンを、沢尻エリカちゃんが演じる事を許されるわけがなく、もう一つ壁を越えて欲しかったと思いました。
(アゲハの最後のシーンです)
現実だろうが、755だろうが、周りの意見に惑わされる事なく、自分の目で見て人と接していきたいものですね。
タツヒコの様に。 ジョージ 見城徹見城徹 早朝4時。強い尿意を感じて目が覚めた。その時、いつもはしないのにスマホを何故か起動した。友人の経営者から0時35分にLINEが入っていた。文面を読んで愕然とした。身に覚えがないことが僕のせいにされて友人に伝わっている。人間の信頼に関わる凄くシリアスなごとについてである。そんなバカな!最初は怒りが突き上げ、それはやがて悲しみに変わった。トイレの後、眠るどころではない。出来るだけ冷静に返信を書いた。胸を焼かれるような想いで、まんじりともせず4時間半を過ごした。8時半過ぎた頃、僕の返信を読んだ友人から電話がかかって来た。無念を抑えて穏やかに話す。誤解は直ぐに解けた。酷い作り話をした人がいる。本当に酷い。僕を売っている。何のために?自分の都合のために?幸い友人との信頼は取り戻せた。それで良しとするしかない。今回は僕が知るところとなったから良かったが、知らないままに誤解が誤解のままになっているケースもあるのかも知れない。苦い一日の始まりだった。