ジョージのトーク
トーク情報- ジョージ
ジョージ Aさん(男)とBさん(女)が揉めている。
2人は知人通し。飲み仲間。
僕はBさんから相談をされた。
AさんがBさんのデリケートな話を人に喋りまくるそうだ。
Bさんの気持ちはよくわかるし、Aさんはデリカシーに欠ける。
ある日Bさんは勇気を出してAさんに話した。
「私の大切な話を人に話さないで下さい」
Aさんは「どうして?」と聞いてきたと言う。
BさんはAさんが馬鹿すぎて話をやめてしまった。
うまく伝わらなかった事に怒りを抑えられなかったBさんは気を揉み、再度Aさんに LINEをした。
ところがAさんはBさんをガイキチ扱い。
AさんはBさんが何に対して怒っているかわからないのだ。
おまけにAさんお喋りだから、DISを世論にばら撒き、世論はAさんに傾いている。
「あの女は頭がおかしい」
Bさんから相談された事を内緒にして欲しいと言われた自分。
非常に辛い。
このままではBさんが気の毒だ。
最終的には自分は黙っていられなくなる。
それはわかっている(笑) ジョージ 鈴江信彦鈴江信彦 [新宿スワン]第11巻 和久井 健 著 講談社
第11巻を読み、今更ながらですが“闇金融とは何だったのか”が理解出来ました。
“闇金融”と“高利貸し”の明確な違いも理解出来ます。
そう、この巻ではまた僕の大好きなキャラクターが登場しました。高利貸しの不川です。
不川は正面突破の姿勢を常に崩しません。“貸した金を回収する”という己の原理原則に則り、金を返さない相手に直接会いに向かいます。たとえ相手がヤクザであろうとも、です。もちろん回収する為に必要とあらば肉体的な暴力も厭いません。
“貸した金は返してもらう”_ただそれだけのために自分の全エネルギーを懸ける。回収する為にはありとあらゆる手段を直接的に躊躇なく繰り出す姿勢は闇金融の連中とは全く異なり、シンプルに格好良いです。
第11巻では真虎の動きにも注目です。真虎は二歩、三歩どころか、十歩くらい先まで絵を描いて行動に移しているように思えます。
いや、実はこの[新宿スワン]の大筋はすべて真虎が描いていて、タツヒコをはじめ登場人物のすべてが真虎の絵の通りに動いているのではないか?と思えてきました(真虎がタツヒコをスカウトしたのも、真虎が描いた絵を遂行する為だったのか…)。
そして、これほどの真虎なのですから、きっと物語の最期・幕引きも既に描いていると思えて来ました、
最後に。
僕が第11巻で一番心に残った言葉はマユミの“いまさら謝ったって、もう遅いよ”です。
タツヒコを裏切り続けて来たマユミとしては、“今更タツヒコに謝罪したところでタツヒコは絶対に許してはくれないだろう”という思いです。
たしかにどう考えても許す・許さないどころかタツヒコに深く恨まれ、復讐されても当然のことをマユミはやって来ました。
果たしてタツヒコは第12巻でどのような行動に出るのか…タツヒコはタツヒコであり続けられるのか…- ジョージ
ジョージ 不川はパリッとした良いキャラクターでしたね。
不川が闇金業者に対して顔も出さずに卑怯者だ的なセリフがあったと正しくそれですね。
闇金は卑怯者たちの集まりだったのです。
闇金編は全てのキャラクターに愛情が湧きません。
全体的に救い様のないキャラクターの集まりで、そのクセみんなかっこつけている。
牛尾とか特に無理。
マユミにすら愛情が湧きません。
ちなみに実写映画ではマユミ役が広瀬アリスでした。
(全く違う😡)
そういえばもう百塚は出て来てるんですかね。
あのキャラも完全なモデルがいて顔がそっくりなんですよ。
タツヒコはメンタルが弱いので必ず凹みますよね(笑)
ただ真っ直ぐに生きている証拠でもあります。
仕事でも恋愛でも自分の気持ちにセーブかけて挑めば凹む事は少ないでしょう。
しかし全力投球、いつも完全燃焼だから転ぶと痛い。
でもそんなタツヒコがやっぱりカッコいいし、光なんですよね。
そういえばこの間地元の友人に「ハラキは最近何してんの?まだヤクザ頑張ってるわけ?」と尋ねました。
「いやいや、下手打って静岡で日雇いの仕事だよ」と聞きました。
へーまだ生きてるんだと素直に思いながら、ハラキの学生時代を思い出したりしました。
アイツは運送屋の息子でちゃんとしたご両親がいるのになんでああなっちゃったのかなあ。
人が変わる瞬間てほんと些細な事なんですよね。