森原森原9年前朝という時間の素晴らしさに気づかず、無駄にしている人の、何と多いことか。起きる時間を見直せば、一日の有効時間を二十五パーセントアップできる。それだけ持ち時間が増すばかりか、全体の密度も濃いものになる。
森原森原9年前僕は、仕事がしたい人物がいると、その人の全作品について、僕なりの感想をしたため、手紙を送る。もはや手紙とは言えないような、おびただしい枚数になることもある。相手によっては、怪訝に思われることもある。でも、それでいい。誠意はいつか必ず通じるからだ。
森原森原9年前相手が感想をしっかり伝えてくれた時、僕は「この人とは付き合えるな」とか、「大事にしよう」と思う。それがモチベーションとなり、次の仕事へつながるのだ。感想は、それを言うこと自体に大きな意味がある。感想がないところに、人間関係は成立しないと心得るべきだ。
森原森原9年前想像力をはぐくむためには、どうすればいいか? 恋愛をすることである。恋愛ほど、相手の言動に対して敏感になるものはない。そこで人は、相手のちょっとした態度や言葉に歓喜したり、絶望したりする。
森原森原9年前 一喜一憂しないで、ビビットな戦略を考えることはできない。「小さなことでいちいち気を揉んでもしょうがない」と、鷹揚に構えて仕事をしている人は、厳しいビジネス社会では、生き残ることはできないと、僕は思う。