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鯖缶

男は理解されたいと思って生きている。 女は理解してあげたいと思って生きている。 特に好きな男には全てを理解し、全てを許し、全てを受け止めてあげようと思っている。 しかしどんなに頑張っても、相手を全て理解するなど不可能。 だから拗ねるわけではないけど所詮人間はひ とりという事を忘れず生きないといけないと思います。 驕ってはいけない。 「ひとり。一人。独り。」 寂しいときは、この言葉をつぶやいて生きていきます。

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鯖缶のトーク
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  • 鯖缶
    見城徹見城徹

    渡辺淳一さんはとにかく女性が好きだった。「男といるよりはどんなにブスでも女性がいい」と言い続けた。あっけらかんと率直に女性への執着を隠さなかった。作品も殆ど全てが女性との性愛で貫かれている。渡辺淳一にとって女性との性愛こそ生きる意味の根本だった。女性を描けば描くほどそこには死の影が裏側に張り付いていた。渡辺淳一は作品が次々とベストセラーになり、幸せな家族があっても常に苛立っていた。生まれ落ちた者が宿命として背負う死という虚無の前に佇んでいた。つまり、女性への憧憬はその虚無を薄めるための幻影と同義だった。追っかけても追っかけても自分の手からするりと抜けて行く女性との幻影。死をもってしか性愛は完結しないこと、性愛こそ生きることそのものだと渡辺淳一は感知していたのだ。それ以外には生の超越はないと。性愛の完結としての死。渡辺淳一の作品は夥しいほど死の影に彩られている。[シャトウ ルージュ](文藝春秋)という長編小説がある。僕は渡辺淳一の最高傑作だと思っている。全てのしがらみを捨て、全ての共同体の則を超えて地獄にも見える性愛の官能に戻って行く女。ポール・ボウルズの世界的名作[シェルタリング スカイ]を思い起こさせる作品だが、その[官能と虚無]においてポール・ボウルズを凌いでいる。癌に蝕まれた肉体に鞭打って書かれた渡辺淳一最後の小説[愛 ふたたび](幻冬舎)はそういう意味では渡辺淳一のすざましい性愛への執念が描かれていて、成功作とは言えないが胸を打つ。

  • 鯖缶
    鯖缶
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    2022年7月8日
    ~安倍元総理が街中で演説中に銃撃される~

    日本国民は誰もがテレビを観て我が目を疑った。

    私は咄嗟にハワイにいるあの人が、こんな恐ろしいニュースを知る事がせめて1秒でも遅くなりますようにと願わずにいられなかった…。

    「暗殺」
    この本は記憶にまだ新しい日本を震撼させた元総理大臣が無職の一見何の設定も無さそうな男に撃たれた実際の事件をモチーフをしたサスペンス。
    政治家が、警察が、はたまた宗教団体が複雑に絡まり合った陰謀かつ陰謀に驚くばかりの展開です。
    私は読みながら何度もああ、そうだったのかと唸る。
    そしていやいや、これはフィクションなのだと何回も自分に言い聞かせなくてはならなくなるほど物語と現実の境界線があやふやになるほどのめり込んでしまった。
    最後はこの事件が冒頭の35年前の朝日新聞阪神支局襲来事件と繋がり、さらに意外すぎる展開に背筋にゾゾゾと凍りつく。膨大な取材をもとに描かれただけにリアルにしか思えないほど、妙に納得してしまう徹底的なディテール。
    これはもう完全なる問題作で傑作でしょう。
    これを書いた作者、世に出した出版社、ヤ・バ・イ。

    あの事件からもうすぐ2年。
    この本を読んで、改めてどうして安倍元総理が死なねばならなかったのかと思わずにいられない。
    黙祷を捧げます。

    [暗殺 柴田哲考作 ]読書記録

  • 鯖缶
    望月輝子望月輝子
    投稿画像

    真面目に一気読みしたあと、
    現実世界なのか仮想世界なのか
    わからなくなってしまい、
    「この物語はフィクションである」のページを見開いて確認してしまいました。

    疑問が多く残る衝撃的な事件だっただけに、生々しさが蘇り心苦しくもなりました。
    赤報隊事件について調べてみたり、
    田布施という苗字に引っかかったり、
    読了後も調べること満載ですが、
    吉田さんのご感想のおまとめが、
    非常にわかりやすくて、
    これから一つひとつ解明し、
    深めていきたいと思います。

    「この物語は限りなくノンフィクションである」と私的にはそう感じざるを得ない気持ちになり、恐怖とやるせなさに複雑な感情の余韻が続いています。

  • 鯖缶
    鯖缶

    何度も「この物語はフィクションである」のページを確認する望月さんの気持ちにめっちゃ共感いたします〜〜〜ほんとそれ!!

    こんな体感をできる本なんてないですよね、凄い。

    3
  • 鯖缶
    秋山純秋山純

    情報解禁されました

    福山市で撮影中の映画は
    #栄光のバックホーム

    製作総指揮
    #見城徹 #幻冬舎フィルム

    原作
    #奇跡のバックホーム #横田慎太郎
    #栄光のバックホーム #中井由梨子
    #幻冬舎

    脚本 #中井由梨子

    監督 #秋山純

    横田慎太郎さん役は #松谷鷹也


    全身全霊で挑みます‼️


    見城さん
    製作総指揮ありがとうございます‼️

    幻冬舎フィルム設立
    ありがとうございます‼️

  • 鯖缶
    鯖缶

    「奇跡のバックホーム」の映画がなんと「幻冬舎フィルム」設立で!!
    えーえーえー!公開が待ち遠しいです。