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ロングコートダディ堂前

10月15日(木) 堀江に新しくできたファッションビルへ。 ビルのエレベーターに乗って7階の古着屋へ向かう。 ちなみに1階は靴専門店。 2階は靴下専門店。 3階はズボン専門店。 4階はトップス専門店。 5•6階はガストだ。 7階古着屋さんへ到着。 長い髭をたくわえた店長らしき男が声をかけてくる。 「らっす」 いらっしゃいませ的なことだろう。 軽く会釈をし、店内を見る。 靴からアウターまで様々なものが所狭しと並んでいて、ワクワクする。 60・70年代の服や靴がたくさんあり、古さに重きを置いているそうだ。 少し値は張るが、味のある商品ばかり。 店の中央にあるテーブルの上に、 透明な容器に入れられた粉のようなものがあった。 「これはなんですか?」と聞くと 「だいぶ風化しちゃってんすけど、20年代のシャツです。」 と言われた。 店長は続けて 「もうね、古けりゃ古いほど好きなんすよね。 今はちょっと置けてないんすけどイッパチ(1800年代)の物も どんどん置いてきたいんすよ。 着れるものはほぼないんすけど。 まあ正直服じゃなくても古かったらなんでもいいんすわ」 と言った。 僕が 「じゃあ化石とかも好きなんですか?」 と言うと 「化石が仕組みが分からないんで怖えす」 と言った。 この時店長が言った「怖えす」を 僕は最初「古(こ)エース」と言ったんだと思って 化石はエース的に好きなんだと解釈してしまい、 その後の会話の噛み合わないこと噛み合わないこと。

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