片雲の風にさそはれて
トーク情報てんあつ 恋と恋と 「栄光のバックホーム」
公開おめでとうございます。
本編が始まる前のブラックスクリーンに幻冬舎フィルムと映し出され、第一弾作品だものねと思いここからもう感動でした。
上映中ずっと泣きっぱなし
特に印象的だったのは
「野球が嫌いな自分が嫌い」と土砂降りの雨の中ただただ素振りを続ける姿
本当は好きなのに嫌いになるってとても辛い
「今日も生きている ありがとう」朝目覚めカーテンを開け朝陽に向かって感謝する姿
私もこの歳になってやっと生きていることに感謝するようになり1日1日を無駄にしないようにと努めている、はず。
「生きよう 自分に勝つんだ」という横田選手の強い意志が奇跡を起こした事
弱い心を持った自分に勝つこと!
心掛けているけど、時々折れる
秋山監督と脚本の中井さんの作品からは、今をどう生きるかこれからどう生きるかを考えさせられます。
横田慎太郎を演じた松谷鷹也さん
報知映画賞新人賞おめでとう御座います。
幻冬舎フィルム
素晴らしい映画をありがとうございました。- てんあつ
てんあつ 猫の一生は、人の五分の一ほど。
人が80年かけて辿る道を、
猫はわずか12〜15年でそっと通り抜けていく。
その一年は、人の 4〜6年分の速さで過ぎていく。
だからあなたの“たった1時間”は、
猫にとって 半日ぶんの移ろいになる。
あなたが外に出る3時間は、
猫には 一日分の静けさに近い。
光が傾き、影が伸び、季節の匂いが少し変わる。
それでも猫は騒がず、
ただ一度、玄関のほうへ視線を向けて
“あなたの気配の欠片”を探すだけだ。
あなたの1日が終わる頃、
猫はその裏側で 数日ぶん老いている。
1週間が過ぎれば、猫の身体では
ひと月ぶんの変化が進む。
昨日は軽く跳べた棚に、
今日は前足を置いたまま少し考え込んだり、
先週より日向で眠る時間が長くなったりする。
猫は何も言わないまま、
静かに老いの階段を降りていく。
あなたが気づくより早く、
身体だけが未来へ進んでしまう。
そしてあなたの“一年”。
「あっという間だったね」と言うその一年で、
猫は 4〜6年分歳を重ねる。
呼ぶ声に応えるまでの間がふっと長くなり、
撫でた指先に、骨の細さが少しだけ触れるようになる。それでも猫は、あなたの前では
なるべく変わらない姿でいようとする。
静かな誇りを失わないために。
あなたにとっての15年は、人生の五分の一。
けれど猫にとっての15年は、
あなたを想いながら老いていくための全部の時間。
あなたが名前を呼んだ数秒、
そばに座った数分、
笑った一瞬でさえ、
猫の世界では何倍もの意味を持って積もっていく。
そして老いてなお…
高く跳べなくなっても、
耳が遠くなっても、
目が霞んでも、
猫は今日も、あなたの帰りを待っている。
扉の開く音、靴の擦れる気配、
あなたの匂い…
それらが聞こえ、感じられるだけで、
老いた身体は今日を受け入れる。
猫の短い一生は、
その最期の瞬間まで、
静かに、深く、
あなたを想う時間で満ちている。 てんあつ ひふみひふみ ![投稿画像]()
2025.12.10
幻冬舎Presents
[つか版・忠臣蔵2025]
於 紀伊國屋ホール
原作◎つかこうへい
脚本・演出◎横内謙介
企画◎見城徹
扉座の舞台は3回目。
アフタートークも楽しみにこの日のチケットを取ったものの、直前に体調を崩してしまい不安を抱えながらの上京…。
結果、やっぱり来て良かった!
人間の根源にある生命力が吹き出している。
笑って泣いて体中がグラングランしちゃう。その夜は高揚感が抜けなくて、なかなか寝つけないのだ。独特なオリジナリティーは、なんだかクセモノなんだけど中毒性がある。
一本の芝居が観るものの人生を変えるって、きっとあるのだろう。
映画「栄光のバックホーム」も
「つか版・忠臣蔵」の舞台も、
「生きていく」ことを意識させられた。
#つか版・忠臣蔵 #扉座
横内謙介さんが見城さんのことを現代の蔦屋重三郎と評するのは、まさにと思いました。
