ホワイトホワイト2018年06月07日 11:27『あしたのジョー2』のオープニングテーマ。 DRAGON GATEプロレスの望月成晃戦士の入場曲でもあり。 同名の映画『傷だらけの栄光』で、ポルシェ550スパイダーで早逝したジェームス・ディーンに代わって、主役に抜擢された若きポール・ニューマンが、伝説のミドル級ボクサーであるロッキー・グラジアノを演じています。 喧嘩っぱやくて札付き、軍隊に入るも営倉行き。しかしそこでボクシングの天賦を見出され、やがて・・・・・・ ボクシング・ファンならば、燃えます。 『あしたのジョー』が好きなら、映画『ロッキー』が好きなら、観て損は全くありません。 きっと、それらの作品の礎の一つとなった作品なんです。 若き日のポール・ニューマンに魅せられたなら、続けて『ハスラー』をどうぞ。大ヒット作『ハスラー2』の、当たり前ですが第1作なんです。 ビリヤードが、マフィアの賭けの対象だった時代を切り取ったモノクロ作品。代打ちのハスラーの物語なんです。ビリヤードがローテーションなのも、時代を感じさせて痺れます。 『ハスラー2』は「ロッケンロール」トム・クルーズの出世作。老いた“ファースト”エディと弟子のヴィンセント。 最後の対決までクラクラします。 時代はナインボールとなり、日本でもプール・バーが雨後の筍でした。笑 2→1、でもとても楽しめると思います。 「栄光」繋がりで『栄光のル・マン』もどうぞ。 実は『傷だらけの栄光』でスクリーンデビューをしていたスティーブ・マックィーン主演。 ポルシェ917とフェラーリ512の熱きバトルに、モータースポーツ・ファンならば胸踊ること間違いなし。 合わせて『ラッシュ/プライドと友情』どうぞ。こちらは70年代のF1サーカスが舞台です。 当時のマシンをレストアして、リアリティにとことん拘った、ハントとラウダのライバル・ストーリーに、熱くなります。 ポール・ニューマンに魅入られたなら『明日に向かって撃て』もお薦めです。 ブッチとサンダンスの犯罪行。 有名なラストシーンを観て、あなたの頬に浮かぶのは、微笑みか、涙か。 ポール・ニューマンで西部劇ならば『ロイ・ビーン』を是非是非是非是非是非是非・・・・・・∞御覧ください。 私の一番好きな映画なんです。 傍若無人で、我儘で、破天荒で、卑怯で、嘘つきな自称判事のガンマンの後半生。 ソフィスティケイトされて行く世の中に抗う莫迦の、素晴らしくて美しい物語なんです。 街に帰ってきて、逆光に浮かぶジャッジの姿に、泣かない男はいません(断言)。 炎の中でのウイリー、雄々しさに感動し、そしてやはり泣かない男は(二回目)。 そしてラストシーン。やはり泣かな(三回目)。 淀川長治 「映画とは、みんなが観るものね。 映画とは、人間を知ることね。 これ程、人間について教えてくれる物はないのね。」 それでは皆様、 左様なら、サヨナラ、さよなら。 ( 。・_・。 )ノシ1