見城さんの自伝を、発言・対談の形で語られている本です。
小説家の藤田宜永さんとの対談は、面白いエピソードありでとても面白かったです。
幼少期から自覚のあった異端、大学時代の学生運動の革命戦士としての挫折。この挫折を期に、「資本主義の醜さを俺の出世で、俺の台頭で、証明してやる。何か、これこそすごくかっこつけたがる僕の自意識があるのです。」とあります。
見城さんの本には度々、学生運動の革命戦士、奥平剛士さん、新右翼活動家の野村秋介さんが出て来ます。
見城さんはこのお二人の<死にざま=生きざま>に深い尊敬の念と、死ね無かったご自身に後ろめたさを抱かれているように感じます。
755のトークで「死ねずに今ものうのうと生きているのですよ。」とお返事を頂いた事があります。
エッセイ「焼肉屋まで」
私も20代の頃にシティボーイズに熱狂し何度も劇場に足を運んだ記憶が蘇りました。力の抜けたゆる〜い笑いが斬新で、衝撃で、大好きでした。
絶望から快楽へ〜あとがきに代えて
「僕にとって、依然として、世界は憎むべきライバルであり、毎日は果てることのない絶望との戦いである。」
あとがきに代えては、<2008年11月12日幻冬舎創立15年目の日に>とあります。
私は見城さんを知ったのは最近の事で、著書を読むのは最近の出版➡︎過去の順になっていますが、首尾一貫した発言は、お人柄が分かると共に、歳を重ねておられるにも関わらず、常に熱く真っ直ぐで、正面突破、圧倒的努力、選び抜かれた言葉の数々にただただ感服です。
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