星野まいのトーク
トーク情報星野まい 藤川大祐藤川大祐 岩立沙穂さん、岡田彩花さん、村山彩希さん、飯野雅さん、大川莉央さん、込山榛香さんとご一緒させていただいている書籍『AKB48と体験的スマホ修行』の初校が出てきました。
メンバーのお話の収録から少し時間がたち、あらためてメンバーたちの言葉にどれだけの思いが込められているか、考えさせられました。
不安定な時期の少女たちに対する、岩立沙穂さんの温かい思い。その岩立さんの自己紹介にいつもムッとした表情を見せている岡田彩花さんが求める正義感。その岡田さんからベイマックスのように優しいと評される村山彩希さんのまっすぐな正義感。今回の総選挙で岩立さんが再ランクインし、岡田さんが初ランクインし、13期生たちが喜びあえたこと。そして、ドキュメンタリー映画で岡田さんの話題が取り上げられ、総選挙に出なかった村山さんが映画主題歌選抜に選ばれたこと。研究生時代からつらいことがたくさんあり、今でも決して喜びばかりではないかもしれないけれど、だからこそ彼女たちの言葉はぬくもりをもっているのだと思います。
飯野雅さんは、同世代を代表する等身大の感覚を具体的に丁寧に説明してくれました。大川莉央さんは、情報モラルの優等生として、複雑な話題にも積極的に噛み合った議論をしてくれました。込山榛香さんは、インターネット時代に自分たちがエンタメ文化をどうつくっていきたいのかを、熱く語ってくれました。込山さんが総選挙で21位にランクインして新世代のリーダーに名乗りを上げ、飯野さんも大川さんも同期として込山さんたちに続こうとしてくれています。彼女たち「いちごちゃんず」がスマホ文化を語ってくれた中に、未来への可能性がいくつも見えました。
今回の本でも「AKB48のあんた、誰?」に触れている部分があったのですが、校正であん誰の放送が終わったことを書き加えました。彼女たちを含む多くのメンバーたちが魅力を発揮したこの番組がなくなってしまったことが、本当に残念でなりません。せめて本に記すことによって、あん誰という素敵な場所があったことを私なりに残したいという思いです。
初校の著者校正は終わりました。完成に向けて、本づくりは順調に進んでいます。多くの方にお読みいただきたい本です。