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ヤスナガ

「殺すぞ」「ふざけんな貴様コラァ!」専務が内定者面談で恫喝、元九大生の1年を棒に振らせた個別指導塾スタンダードのブラック指導:MyNewsJapan 【Digest】 ◇内定者面談で「殺すぞ」発言 ◇入社後の冷遇を示唆 ◇「内定を取り消さざるを得ない」と人事担当者 ◇「殺すと言ったのは別の意味」と言い訳 ◇内定後に資質を問うのはルール違反 ◇鹿児島大の学生も2名がセクハラ被害 ◇内定者面談で「殺すぞ」発言  「ふざけんな貴様コラァ!」――。情報提供者から送られてきた音源を聞いていた記者は、思わずのけぞってしまった。相手を威嚇するような野太い怒鳴り声だ。声の主は教育事業を手掛ける企業の専務取締役で、場面は内定者面談という。いかなる理由があるにせよ、新入社員となるべき学生に対して、専務が”恫喝”と取られる言動をするのは、不適当と言わざるを得ない。 ※記者は2017年5月上旬、個別指導塾スタンダードの就活トラブルに巻き込まれた九州大卒の元内定者A君を取材し、事件の経緯と詳細を聞いた。その後、5月末になって、A君から「和解が成立したので記事にはしないでください」との要請があったが、役員による恫喝発言でA君が最終的に入社を取りやめた事実に変わりはなく、本件の公共性にかんがみ、就活への注意喚起の目的からも、詳細に経緯を報道する。  以下は、配属先を検討するための内定者面談の、一場面である。相手は、個別指導塾スタンダードの山﨑寿志専務取締役。同社社長・吉田知明氏に次ぐナンバー2で、同グループの「スタンダード家庭教師サービス」社長も務めるが、ヤクザのような物言いには驚かされる。  まだ入社もしていない、もう内定辞退するわけにもいかない11月。立場の弱い内定者に対し、暴言、いや正確に言うならば、「次やったらホント殺すぞ」と殺害予告をしている。スタンダード社は闇社会の組織なのか。  内定後、会社側の態度に不穏なものを感じたA君は、念のため、面談や説明会など、重要と思われる接点では、常に録音していた。 続く

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