また数原さん関連の動画ですが、これは歌やダンスに携わる人には非常にためになるので、特にメンバーには見てもらいたいな https://youtu.be/ZY0TNf3uLys 指導されているのは真島俊夫さんという有名な音楽家です 数原さんはバンドのメンバーに混じって演奏に加わっています 先ず、音楽の三要素と言えばメロディー、リズム、ハーモニーです この動画ではポップスやジャズの演奏について話しています なので、必然的にリズムに重点が置かれることになります（メロディー、ハーモニーに関しては大前提で、あくまでクラシックとの違いをはっきりさせるため） 真島さんの口から“ニュアンス”という言葉が出て来ますが、その通りにメロディーの吹き方やリズム感の出し方を言葉で伝える時に使う言葉は擬音的なものが多いです これって音楽やってる人にはこれで伝わるんです 例えば、パンパンじゃないパッパッだとか言われるたら、発音は良いけど短かめにする必要があるんだって解釈したり 良い指導者は、耳がよくて、あらゆる音を聞き分けて、自身の持つ音楽性に近づけるように演奏者に指示を出します このクリニックで真島さんが奏者に伝えた言葉は多くありませんが、指導する前と後とでは全く演奏が違うって言えるほど雰囲気が変わっています 最初の演奏は吹奏楽って感じで、ポップスなのに弾けられてないストレートな演奏ですが、途中のリズムセクションへの指導辺りからは、しっかりリズムが刻めていてポップスになっています 音楽をある程度分かっているはずの大人の集まりのバンドでさえ、少しのアドバイスで音楽ってガラッと変わるんです 動画の後半は数原さんと真島さんの演奏についての話 ここでも大事なことを言っています 音を出すことに注意を払う人は多いが、音を切る時にはさほど神経を使わない人が多い これは歌唱力決定戦なんかですごく気になった部分でした 音の終わり、いわゆる処理の仕方が雑な人がすごく多い 音の処理が上手く出来ると次のフレーズに繋がるんです これを繋いで行くと音楽（完成した曲）になる訳です さやりんなんかは、音の処理の仕方が上手くなればもっともっと伸びると思うなぁ さやりんって声はもちろん良いし、よく伸びるし、パワーもあるし 歌ってる時の表情も良いし、ただ音の処理の仕方が… その辺りを気にしながら歌唱力決定戦の予選で歌ったのを聴いてみるとよく分かると思います https://youtu.be/-1HzHQ0lZFA 多分、正解が分かってないだけなんですよね 歌のレッスンなんかがあれば一度音の処理についてしっかり教わった方が良いと思う ぶつ切りに聴こえるフレーズが繋がるだけで、全く違った音楽になるはず ということで、管楽器のクリニックの様子を切り取った5分ほどの短い動画でしたが、歌やダンスにも通ずる部分が散りばめられていて参考になる部分も多かったと思います 🐝のメンバーにはもっともっと歌やダンスが上手になって欲しい☺️