ログイン
詳細
吉田真悟
投稿画像

内容紹介 「好きに死なせてほしいのよ」 高3の約束を果たすために、57歳の女と男は赤いメルセデスのカブリオレに乗り込んだ。 デビット・ボウイを歌いながら「最高の死」の瞬間(とき)を求める道行きがついに始まるーー。 目的地は1976年の夏と同じく南紀白浜。 違うのは、元カノのデコが癌で死にそうなことだった。 「死ぬ前に、きっちり落とし前つけときたいの」 アパレル会社経営の富豪の女と、出版社勤務の冴えない男が始めた心の旅ーー。 カルトメジャーの雄が新しい幸福の姿を描き切った、書き下ろし小説。 著者について 編集者・評論家。1958年東京都生まれ。 上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、(株)講談社に入社。『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくり、など幅広い分野でテレビ・ラジオ出演、講演、執筆活動を続けている。著書に『銀座のすし』『ヘンタイ美術館』『大人のための恐竜教室』『へんな西洋絵画』『知識ゼロからの近代絵画入門』などがある。

前へ次へ
前略 見城先生
トーク情報