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吉田真悟

↑ 『半分論』の最初に次の様な課題がありましたよね。シンプルでとっつきやすいので演習してみました。 〈課題〉 ・好きな食べ物と嫌いな食べ物をあげて、ひとつの料理として完成させなさい デジタル的な二元論だと0か1か好きなものだけ選んでおしまいですが、世の中甘くないから、嫌いなもの(明らかに間違っているもの)を目を瞑って飲み込まなくちゃいけない時がある。そのための訓練ですね。ここでアナログ的アプローチの半分論だと0と1の間を無限に分割して考えることが可能となります。 私の場合、好きな食べ物はいかで、嫌いな食べ物はくさやでして……。(笑) いかは生でも煮ても焼いても揚げてもどうやったって食える。一方くさやは強烈な臭いがダメで食べたことすらありません。 この際の分割(第一段階)を ①いかの好きな要素 ②いかの苦手な要素 ③くさやの食べられそうに思う要素 ④くさやの絶対食べられないと思う要素 と4っつに分けました。 さらに①と③、②と④には共通の要素が含まれていてもっと細分化できるはずです。第二段階として①と③は食感、旨味、香ばしさ、食べやすさとか……。②と④には許容出来る臭いと無理な臭いの線引きはどこになるとか検討を加え、気になった点はさらに細分化して掘り下げて検討します。(早い話、許容出来ない苦手な臭いを消し、好きな食感や旨味を増やす事が出来れば答えに近づくはず) ここで大事なことを村上さんは2点述べています。(表現は端折ってます) 1.落とし所(中央値)を可能な限り思考停止させないで続けて探すこと。もやっとしたら分割する。 2.考えなくてよいことは考え過ぎない。(④から手を付けると負のスパイラルに陥る可能性があるから①とか③からアプローチすべき) 最終的に適度に分割した要素ごとに検討を加えて、総括して纏め、たどり着いた料理案は以下の通りとなりました。 くさやは焼いてほぐして活性炭入りの容器に入れ一晩放置し臭いを消す。いかは醤油を塗って炙った後に食感を残して荒く切っておく。それらをニンニクや生姜を効かせて片栗粉でまとめて甘辛い肉団子にする。 ちなみに料理名は ⭐︎くささやいかに⭐︎ (いかとくさやのマリアージュ)😆 まあ、トライアンドエラーの繰り返しとなるでしょうが食べられれば正解ですので今回は気楽に考えましたが、もっとシリアスでのっぴきならない問題に直面したとしても、アプローチの仕方は活かせる筈です。 『半分論』は哲学的分野では『弁証法』に分類される筈です。対立し矛盾する状況から現実的解決法を導く有効な理論と思います。

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前略 見城先生
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