手袋を慌てて探す
朝のナナ散歩…
一方、
喜び勇んで
階段を滑り落ちた
ナナの脚先は
夏の脚袋を履いたまま
早速、
散歩から帰ってきて
小さなハサミを持った瞬間
手脚を隠して上目遣いのナナ
脚引っ張られて
くすぐったくて
挟まれて痛くて
ナナ、わかるよ
視力の落ちた下手くそな
カットマン
側で神さまが
口だけ応援している
薪の弾ける音が
この騒ぎを更に盛り上げる
この日の寒さが
窓越しに張り付いて
諦めたナナの手脚の行方を
見守っている
なんでもない時間に
つまずいて苦笑いの
日曜日の前の日の
できごとでした。。。
前へ次へ