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しげ

「凡人のためのあっぱれな最期」(樋口裕一・幻冬舎新書)読み終わりました。 あっぱれな最期。 つまり潔く死に臨むためには、極めて大雑把にまとめると、自分などちっぽけな人間だと自覚し、自然の流れを感じながら身の丈に合わせた暮らしをすることと言えると思います。 人間はもちろん、生物は必ず死ぬ。 生き切ったのだから当然の流れと言う自然な流れを、受け入れることが出来ると言うことでしょうか。 かつて別の本で、医師である著者の方が患者さんに、死とは何ですか?と訪ねたところ、「変化だよ」と即答されたと言う話を思い出しました。 生と死の研究は、本書でも紹介されていますが無限の考え方が古くからあります。 誰も答えを知れないこそのことですが、それらを読めば読むだけ、死後には何も残らないのかもと、悲しい気持ちに僕はなりました。 僕は、死後何かしらの世界があると考えています。 そこには死を恐れる気持ちがあることを、読みながら気付きました。 何も無くなるなんて、悲し過ぎます。 しかしこの考えの根底には、僕は特別であり死ぬなんてもったいないと自惚れているのかも知れません。 よく、(僕は)自分が可愛いもんねと指摘されます。 僕の自意識がこうさせたのかと思うと同時に、自意識を膨らませる装置の多いことよ!と責任転嫁してしまいます。 そこから距離を取るのも、潔い死には有効と思いました。 死に自然に移れる生き方。 もちろん身の回りだけは誠実な態度を取ることは忘れずに、心掛けたい。 こう思いながらも僕は、やっぱり死は今のところ恐れてしまうのです。

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しげトーク
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  • しげ
    しげ
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    コーラを飲むと、米軍が軍人たちの性欲を抑えるために普及させたと言う話を、どうしても思い出します。
    真偽は定かではありませんが、安部譲二さんの「ぼくのムショ修業」に記述があり、頭に焼き付いてしまいました。

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  • しげ
    しげ

    駅のホームで、日傘を差している人を見かけました。
    紫外線が苦手などの事情は、僕でも想像がつきます。
    しかしそれ以上に、危ないなぁ!と言う憤りが、まるで血液のように体内を駆け巡るのです。

    こうなると、気持ちを鎮めるのに苦労します。
    ひたすら呼吸を整え、動作に意識を集中して…。
    本当、頭の硬さが嫌になります。

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  • しげ
    しげ

    目の前のことに飛び付きたい衝動や、易きに流されたい気持ちを感じたときは、ゆっくり呼吸をする。
    鼻と口に意識を集中させて、気持ちを落ち着かせる。

    そして、やるべきこと…とは断言出来ませんが、少しはそれに近いことをやる。
    身の回りにたくさんあるのですから。

  • しげ
    しげ
    こんにちは☺🔅お疲れ様です 何時も拍手ありがとうございます この間アンパンマン列車の 赤色があるとしり赤色も可愛いなと 思いました アンパンマン列車の白色は 知っていますが(笑)

    いつも日常に挑まれているご様子、拝見させていただいています。
    何より料理をされているのは、やらない言い訳ばかりの僕にはただ尊敬しかありません。

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  • しげ
    しげ

    一昨日の夜、突然めまい。
    メニエールが原因と思いますが、血行を良くする対策を講じた結果、朝にはだいぶ収まりました。

    何事かを為した訳ではありません。
    ただ日常を、無駄に力んでいる自覚はあります。

    せめて身の回りだけは、誠実にありたいと思います。
    そのためにも意識して頑張らないことも大切なのかなと…、もう何回目か分からないですが、思います。

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  • しげ
    しげ
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    勤務先の同期と、佐野厄除け大師へ。
    僕の厄年にちなんでのお参りがきっかけでしたが、今や毎年の恒例になりつつあります。
    気兼ねない1日を過ごせました。