2017.4.21 神尾哲男著 「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」 幻冬舎 まず第一に、心のこもった素晴らしい本を届けて下さった見城さん、著者の神尾哲男さんと幻冬舎の皆様に、心から感謝申し上げます。 「読んで良かった。」 心の底からそう強く思います。 最近、がんが発覚した家族もこれから拝読します。この本は、私達家族にとって必要な本だと思いました。 自らを「生き証人」と語る神尾さんの文章には、「本当に大切なことを貴方に伝えたい」という切実な願いと真心が溢れていました。懇切丁寧に解説して下さっている「食事」のポイントは、普段、料理は任せっぱなしの僕でも頷けるほど分かりやすかったです。中でも「本物の調味料」のお話がとても印象に残っていますが、ジャンル別のポイント解説（何故、本物の調味料が良いのか）に加え、商品名から販売元まで詳しく紹介して下さっています。良いものを提案したいという情熱がヒシヒシと伝わってくるので、こちらも真剣に読みました。 読めば読むほど、自分自身の不摂生を思い知らされたのですが、神尾さんの命懸けの「食事」について、実体験を交えながら具体的かつ詳しく書かれていて本当に引き込まれるのです。ありとあらゆる食材・食品・成分などについて書かれていますが、私達家族でも十分試せるだろうアイデアが沢山紹介されていて嬉しいです。 また、妻は、添加物が大嫌いで食材の勉強が好きなので、この本は、絶対に琴線にふれると思っています。今夜、私が熱弁をふるってこの本を紹介しようと考えています！ なお、本書に綴られた「食事」は、がんに限らず、ありとあらゆる病気の予防や回復につながるのではないでしょうか。また、病気の予防のみならず、仕事で戦う為の体づくり、強い体づくりにも多いに役立つのではないでしょうか。 そう思うと同時に、あまりに駄目なところだらけの自分の不摂生を深く後悔しています。特に、海外生活していた頃の酷い不摂生を思い出すと、心が凍てつきました。多分、負の遺産が身体の中に沢山残っているはずです。。。 家族で、「食事」の改善を少しずつ実践していきたいと思います。 素晴らしい本を本当に有難うございました。