MiRAIのトーク
トーク情報- MiRAI
MiRAI 「見城さんとの出会い」とは、「感想を書く行為」との出会いだった。
感想は自分の分身だ。過剰な言葉を使い背伸びして論評的に字面を整えるより、自分の人生や生活感が滲み出る等身大の言葉の方が胸を打つ。その中に、煌めくような一言が絞り出せていたら尚のこと。
失敗、悩み、自己嫌悪こそが自分の個性で、そこが出発地点。隠すと分かりにくく、かっこ悪い。このことは、人間関係全てに通じることだったなんて、恥ずかしながらこの歳になって初めて理解した。
自己嫌悪や苦悩のほうが、より相手と共振し、通底する。何故ならこの世は、喜びより苦しみの方が深いから。
映画やレストランが心に沁みるようになったのは、見城さんや755の友のダイナミズムによって、自己嫌悪や苦悩の領域が掘り下げられ、共振するようになったからかもしれない。おこがましく、野暮なことを書いていますが(苦笑)、そんな風に感じている。全ては感想から始まったと。まさしく、見城さんが仰って下さっていることですが、ここ最近しみじみ感じるんですよね。これ本当凄いこと。