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ロングコートダディ堂前

1月25日(土) 4つ上のお姉ちゃんが 「サッカーのPKうまくなりたい」と言うので 練習に付き合うことに。 サッカーゴールのある公園に行き 僕がキーパーをする。 まず、僕がお姉ちゃんにコツを教える。 「PKっていうのは右、左、真ん中の どこに蹴るかを読まれんかったら ボールが遅くても入るから。 いかに裏をかくかが大事だ」 と僕が言うと お姉ちゃんは 「なるほど爆弾」 と言った。 お姉ちゃんvs僕のPKが始まる。 お姉ちゃんはチラチラとゴールの右の方に目線をやる。 もう右の方を指差したりもしている。 僕に右を意識させたいのだろう。 僕の顔をみながら 「いー」という口を2回した。 「み・ぎ」と言っているのだろう。 僕は左に意識を持ちながら構えた。 お姉ちゃんがボールを蹴る。 左に跳ぶ僕。 しかしボールは左にはこない。 右にもこない。 ボールはお姉ちゃんの真後ろに スーンと跳んでいた。 スーンと。 僕はお姉ちゃんに駆け寄り 「どうしたんだお姉ちゃん!」 と言うと お姉ちゃんは 「知らないぜ」 と言った。 僕は 「たぶん空振りした後、戻した足のかかとにボール当たったんちゃうかな!?」と言うと お姉ちゃんは 「ほんとだ、かかとちょっとあつい」 と言った。

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