次に東南西北の4牌は風牌で、風向きであると同時に方位を表現しています。 花牌は見ただけでわかるように季節(四季の巡環)を表現したものであり、天地自然の哲理・摂理が麻雀というゲームに無言のうちに秘められている。 ゲームのうちで一翻、二翻、三翻、四翻といった特別の役があるのも麻雀の特徴とも言えます。このように2倍、3倍、4倍というように一気に倍加する役は、日常生活においてある重要な意味を含んでいるとされます。これは善悪吉凶の加速度を表現している特別な仕組みとなっているのです。 これを日常生活の処世に結び付けてみましょう。 変化時に、幸いにも自分の生まれ星「構造式・分子式・原子番号」に対して、その年の歳廻りで運気がよく、行動の方位の軌道が、吉方「増殖発展」で行動を開始したとすると、これにて一翻となり、年と月の相方の吉方位を併用したことで二翻となり、さらに日まで吉方であれば三翻という具合になり、時間やさらに歳徳吉方、月徳吉方という年月の特別の吉祥のエネルギーが重なっている方位を用いることができた場合には、その効果効力が倍加して現れ、成功という願望が叶えられ、満たされ、貫かれたことになるので、満貫となるわけなのです。 麻雀というゲームを上がろうとするときは、頭となる同種、同模様、同数である牌が2枚必要であることは、陰・陽の二元エネルギーが、宇宙の根元エネルギー「気」であることと、陰陽の両エネルギーの調和やバランスの意味があります。