修治のトーク
トーク情報- 修治
修治 ![投稿画像]()
ほぼ30年ぶりに鑑賞。以前に観た時は途中で寝てしまいながらの(苦笑)鑑賞とも言えない様な鑑賞だったので、今回は台詞の1つ1つ&シーンの1カット1カットしっかり観た。
作品は3部構成で、1部の直後に『なんだ、またコレも例のジャームッシュお得意の、ステーキのつけ合わせのポテトみたいのが延々と続く話かよ...』と思っていたら、2部でまぁまぁ面白くなった。
2部を観て本当に楽しめる人は、どこかだだっ広い国を旅した経験がある人かもしれない。
つまり同じ国なのに、地域の違いで、まるで違う気候の違う国の様な国土を旅した経験のある人。
それも飛行機や列車での移動ではなく、自動車で延々と続く道路の上を、長時間うんざしながら旅した経験のある人。そう、作品中のウィリーとエディの様に。
2部の中のエディの台詞『新しい所へ来たのに何もかも同じに見える』は、なんてクソリアルなアメリカや、ロシアの様な広大な国土に住む...またはその地を何度も訪れている人間が抱く想いだろう...って思った。
この辺でロッテ叔母さんのキャラが良くて、なかなか味わいのある展開に。
2部のラストから3部の展開は、いかにもなロード・ムービー🎞️的な後半一気に盛り上がる漫画チックな流れ。
こういうのは、ややもするとチープに感じてしまう流れだが、1部のエヴァの〝煙草の万引き〟・プレゼントされたダサいドレスをゴミ箱🗑️に捨てるシーン・彼女の気まぐれな猫の様なキャラクター描写・エヴァ自身の美しさ...などが活きて、チープに感じない。
ラスト一歩手前のウィリーの乗った飛行機✈️が離陸してしまうシーンが、自分の中での、この映画の最高傑作シーンwww
ウィリーはチケット🎫買って、飛行機の客席に乗り込んでエヴァを見つけ、飛行機から空港内へ連れ戻す為だけ...のつもりだったのだが、ギリギリで焦ってそういう行為すると、とかく空港内や飛行機の搭乗の際にトラブルが多いのは、国際線利用者が身に染みている事実。
車にもたれかかって、事の成り行きを見守っているエディの頭上を、ブダペスト行きの旅客機がすごいスピードで離陸し、飛び去っていく。
『おぉウィリー...悪い予感がしたよ、ちくしょう。ブダペストで何をするんだ?』の呟きが最高♪
本当のラストで、エヴァが飛行機には実際に乗っておらず(搭乗後に降りた)3人で過ごしていたモーテルに戻って来るシーンの、エヴァの優しさにほんのり救われる♪
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』は名作・傑作とまでは言わないが、なかなかに楽しめた作品だった🎞️自分はコレは良い映画だと思う。








