修治のトーク
トーク情報- 修治
修治 ごく稀に遭遇する飲み屋の客とか、或いは飲み屋のマスターとかの武勇伝。あれはいったい、どういうつもりで言ってんだろうか(苦笑)?
まぁ、おそらく若い頃に少しだけ何か武道や格闘技の真似事でもした経験でもあって、その時に相手にした素人相手の喧嘩の記憶でも喋ってるんだろう。
そんな鍛えてもない身体で...その出っ張った腹や、か細い腕やローキック一発で立てなくなっちまいそうな脚で。
あんたの隣に服を着ていてさえも、明らかに日々、肉体を鍛錬しているのが分かりそうな人間が座って、黙って酒を飲んでいるのに、それすら気づけない鈍さにまず気づいた方が良い。
肉体の鍛錬だけならボディビルダーやスポーツ選手だってやってるが、武道・格闘技をやっている人間は座っていても、雰囲気が違う。
スポーツ選手と武道家との違いは、リラックスして酒を飲んでいてさえも、常に『この後で何か自分の身にトラブル起きて、身につけている技術を使う羽目になるかもしれない』という可能性を無意識に保ちながら飲んでいる点。
そんな考えを持ちながら飲んでいれば、過去のくだらない喧嘩の話しなどしないし、まず〝やっている〟人間は〝やってない〟人間相手に勝つとか負けるとか...そもそもそういう次元の話しじゃないが、そんな経験を話すのは恥だから、人前では決して話さない。