#COVID
1100日間の葛藤
2020年にコロナが流行しだしたまさにその時に感染症の専門家としてど真ん中にいた尾身茂さんの2023年8月までの手記。
人類史上を見ても看過できないパンデミックに対して暗中模索の中、政治と市井の人々の間でまさに葛藤した足跡が記されている。
国を揺るがす問題に対しての対策は専門家の最善手だけでは受け入れられず、如何に政治家と国民、世論との折衷案であるかがありありとわかった。
分科会が解散するまでに総理も2回代わり大臣も代わり、気が付けば古参になっていた専門家会議。
国を襲った災厄に対して最後まで逃げず、投げ出さず、責任を持って提言していった尾身さんを中心とした分科会には本当に頭が下がる。尊敬する。
日本と言う国がどのように未曾有のパンデミックに対応したかがこの一冊でわかる。
#covid #コロナ
#尾身茂
最悪の予感 パンデミックとの戦い
コロナが流行した2020年のアメリカの対応が時系列で保険衛生官の視点から読み解ける。
1918年のパンデミックの記録や文献まで遡って現場で必死にアメリカの衛生の保持に奔走した人々の働きには感銘を受ける。
感染者の経路の把握がいかに難しいか。
コロナは間違いなく天災だが、流行当初の記録を見ていくと人災とも言えるのではないかと思える。
そして国難に際して当時の大統領だったトランプ大統領のオフィシャルの会見での発言は全く看過できない。言葉を選ばなければ荒唐無稽で無責任だ。
いまは世界的に落ち着いてきたが、難局に際しての対応を見ると次の大統領選挙ではカマラ・ハリス氏に当選してもらいたいと個人的に思う。
そして人災と書いた理由にパンデミック時に謝った情報や根拠のないデマ、陰謀論を信じてワクチンを打たなかったりマスクをしない奴らのせいで蔓延して側面は糾弾すべきだと思う。
以前に著書を読んで感銘を受けたマイケル・ルイス氏の素晴らしい有益な本だった。
#コロナ #covid #パンデミック
#マイケルルイス