見城徹のトーク
トーク情報見城徹 ちゅーそんちゅーそん 映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年の真実」を観ました。
エロティックと暴力は根源でつながる。エロティックは他者に自己を持たせない。他者が自己を持っているのであれば、それは暴力ではなく闘争と呼ぶものであると三島は語る。三島の楯の会は、非合法の闘争をするために存在しており、非合法だからこそ闘争を実際に起こした時には犯罪者となる。だから、その前に自決をする。市ヶ谷駐屯地の三島の最後を予言しているようでもあった。論客である芥との知の闘争は見応えがあり、無国籍でしがらみを持たない芥は、あらゆる事象に対しての関係性を断絶し、その先の持論を展開していく。反して三島は天皇を据え、関係性を断絶せずに考えを展開していく。三島は言う、もうそれは意地であると。
既成概念を破壊するために執筆してきた三島が、世代を超えて同様に既成概念を破壊する東大全共闘から闘いを挑まれる。お互いに部分共通はあることは理解しながらも、共に歩むことはない。
この映画を通して、改めて「言葉」の重要性が際立つ。社会システムの根底を構築するのは「言葉」であり、また、三島vs東大全共闘との知の闘争は、「言葉」があったからこそ50年もの時を経て語り継がれている。
私は来年になると三島由紀夫が自決した年齢に追いつく。私は市井の人ではあるが、これからも三島由紀夫の本を通して、三島由紀夫の言霊に触れたい。
それにしても、三島由紀夫や見城さんの肉体は素晴らしい。健全な精神は健全な身体に宿るのがまじまじと分かります。- 見城徹
見城徹 ANNの世論調査で内閣の支持率34.8パーセント。支持しない42.5パーセント。
しかし、現実的に菅政権以外の選択肢があるのか?野党は政権担当能力がないことは明らかだ。では、自民党で総理に相応しい人がいるだろうか?政治は夢や理想ではない。現実との次善の妥協なのだ。批判するのは簡単だ。「保証、保証」と、どの番組のコメンテーターも合唱するが保証の財源はどこにあるのか?現実的にはただ金を刷って賄うしかないはずだが、そこにはハイパー・インフレという副作用の問題がある。都道府県とは違って日本全体の先行きを考えなければならない政府は苦渋の決断の連続になる。オリンピック・パラリンピックだって現実的には再度の延期は難しい。2024年のパリ五輪も控えている。「延期すべきだ」と言うのはたやすいが政治的決断はそんな単純なことでは出来ない。僕は中止するしかないと思うが、日本からは言い出さない方が得策なのは明白だ。コロナのパンデミックは今の人類にとっての最大の問題だが、メディアは思考を単純化してはならない。 見城徹 ちゅーそんちゅーそん 初めは読み返すために、自分のトークルームに見城様の言葉をリトークをしておりました。見城様の[感想を伝えることが人間関係の第一歩]の言葉を幾度か触れ、自分の感想を書き始めました。
まさか、見城様が見ていただけるとは、また怒涛のリトークをしていただけるとは。加えて、多くの皆様から拍手をいただけるとは。私はいきなりスポットライトがあたり皆様から一斉に拍手を頂いているかのような、そのような気持ちです。
気づけば、755が私の生活の一部となり、見城様、皆様の言葉、汗を私の活力としているわけです。
これからも皆様のお言葉に励まされ、感銘を受け、私も負けじと自己検証、自己嫌悪、自己否定しながら、圧倒的努力ができるよう、自分を鼓舞して参りたいと想います。