見城徹のトーク
トーク情報見城徹 又江原 力又江原 力 『棺桶まで歩こう』
萬田緑平
幻冬舎新書
口語調で書かれており、あっという間に読み終えました。
「死」という重いテーマを軽快に語られています。
極論ですが、全ての生きている方に読んで欲しい。何故なら、皆死ぬからです。
読み終えた後は「死ぬこと」の価値観が大きく変わりました。
死ぬことは避けられないが、自分が死んだ後の世界が淡々と進む。それも何十億年も。
自分が存在しない世界の孤独に耐えきれない。今も自分はのうのうと生きているのに勝手なもんだ。
でも、そんなことは考えなくて良い。考えるべきは「棺桶に入るまで」。つまり、「どうやって死ぬか」である。
死に方については考えず、死に怯える日々だった。
後悔のない人生は無いが、懸命に日々を生き抜いて、苦しみ抜いたのであれば、堂々と胸を張って死ねば良いと思えるようになりました。
最期の迎え方は人それぞれですが、延命治療についても考えさせられました。
重要なのは身体の健康よりも心の健康、死ぬまでの寿命でなく健康寿命。
そうすると平均寿命より10年ほど短命だ。
残された時間は短い。
「一日一生」。毎日を誠実に生きる。
今日もやがて終わる。一生と思えるほど生き抜いただろうか。
答えは当然「否」。悔しくて情けない。
でも、これで良いと思える。
自己検証を重ねて、少しでも前に進む。
そして、家族や友人が最期を迎える時は、書いてある通りに「頑張れ」ではなく「ありがとう」と心から伝えたい。「応援」でない、「感謝」だ。
皆さん、是非読んで下さい。
尊厳がある「死に様(生き様)」を送るためにも。


