まさに読書血風録だ。本書を読めば、見城が本気で革命を信じ、本気で人を愛し、本気でビジネスを進めてきたことがわかる。見城が駆け抜けたそれらの場面には常に本があった。
本は人を変え、成長させる力がある。ただし、表層には解はない。行間にある魂をえぐり出せ。作者が本当に伝えたかった声に耳をすませ。そんな読書でなければ、時間の無駄でしかない。
この本は精神の張り手だ。その強烈な痛みを受ける覚悟はあるのか? 表面的であることや中途半端を憎み、万事に正対して格闘できるか? 君にその覚悟はあるのか?
これからこの本を読む若者よ、僕は君が心から羨ましい。
コグマ部長
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