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三上雅博

ノーマの話を聞いていると勉強になります。 作戦を立て訓練を重ね、宣戦布告しチームは戦争に行く。そんな雰囲気だ。 いざ開戦されると朝6時くらいから仕事を始めなければ間に合わない。 数日後、皆が漸く慣れてくると急に8時前に厨房に入る事を禁じられる。 メンバーは削られた時間を捻出するために必死にならざるを得ない。 さらに数日経つと今度は人員を半分休ませる。想像しただけでまさにカオスだ。そうして厨房を常に極限状態にする。 結局過酷の中でしか人は成長しないのだ。 ノーマで働きたいと世界中から集まった料理人達がどんどん脱落して行く。 そんな状況を何度も乗り越えた選ばれし者達がスゥシェフになる。彼らは歴戦の猛者達だ。その中でヘッドシェフに選ばれたのがパブロだ。 過酷な状況下で料理が作り上げられて行く。だから最後の一品がゲストに届くと厨房は歓喜で揺れる。歓声が響く。みんなが泣いたり叫んだり抱き合ったりする。

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三上雅博のトーク
トーク情報
  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    「涙が涸れる」  吉本 隆明

    けふから ぼくらは泣かない
    きのふまでのように もう世界は
    うつくしくもなくなったから そうして
    針のやうなことばをあつめて 悲惨な
    出来ごとを生活の中からみつけ
    つき刺す
    ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
    引出しからつかみだすように 心の傷から
    ひとつの倫理を つまり
    役立ちうる武器をつかみだす

    しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
    ひとりであるいは少女と
    とほり過ぎるとき ぼくらは
    残酷に ぼくらの武器を
    かくしてゐる
    胸のあひだからは 涙のかはりに
    バラ色の私鉄の切符が
    くちゃくちゃになってあらはれ
    ぼくらはぼくらに または少女に
    それを視せて とほくまで
    ゆくんだと告げるのである

    とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
    嫉みと嫉みとをからみ合はせても
    窮迫したぼくらの生活からは 名高い
    恋の物語はうまれない
    ぼくらはきみによって
    きみはぼくらによって ただ
    屈辱を組織できるだけだ
    それをしなければならぬ

  • 三上雅博
    見城徹見城徹
    投稿画像

    では、[涙が涸れる]は何に掲載されていたのか?三田祭のパンフレットだったか?
    勿論、吉本隆明の[涙が涸れる]は知っていたが、それを慶應大学公認の冊子に掲載した学生の心情に激しく僕が共感したのは間違いない記憶である。と思う。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    僕は慶應義塾の114回目の卒業生です。卒業する者全員の就職先と自宅の住所が記され、卒業生の応募原稿と、発表されている作家や詩人の作品などの転載で構成されたかなりぶ厚い冊子です。卒業生全員に配られます。
    僕は就職先の欄に[さすらいのギャンブラー」と記し、顰蹙を買いました。子供だったなあ、と思います。

  • 三上雅博
    三上雅博


    おはようございます。
    2019年10月の親父の投稿のリトークです。

    「さすらいのギャンブラー」の話は親父から聞いた事がありました。
    僕はそんな事を書く親父が大好きです。
    「普通」はなんにも面白く無い。「普通」は全然響かない。
    だったら顰蹙を買ってでも、枠から飛び出す方が良い。僕はそう思います。

    今日も吉本隆明の詩が胸に沁む。
    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    ここのところずっと[三上雅博]を[三上雅弘]と誤記していました。三上雅博御本人と僕のトークを読んでくださっている方々に謹んでお詫びし、訂正させていただきます。不注意から来た典型的なミスです。お恥ずかしい。

  • 三上雅博
    三上雅博

    親父、とんでもございません。汗
    どうかお気になさらずにお願い致します。
    こちらこそ申し訳ございません。