勇のトーク
トーク情報- 勇
勇 「明日を綴る写真館」秋山純監督 を鑑賞した。
感動した。笑顔になれた。完璧だろうこの映画、そんな感想をもった。
写真は全てを切り取ることができないからこそ、被写体を撮る人を映してしまう。
写真の中の人が笑顔なら、見ている人も笑顔になる。
同様に、映画の中の人が笑顔なら、観客の僕も笑顔になる。
映画の中の人が時間経過と共に笑顔の満足度が上がっていく。
もっとみたい、もっとみたい と心の中で叫んでいる自分がいた。
すれ違い、勘違い、言葉足らず、思い込みで、人は人との関係性を終わらせていく。
お互いに分かち合うことはできなくとも、彼らの記憶の中の僕は笑顔でいたい。
そんな、思いを抱かせていくれる映画だった。
秋山監督、ありがとうございました。
市毛さん、すごく素敵だった。
黒木さんの この笑顔の種類、初めてみました。
吉瀬さん、写真から笑い声が聞こえそうな笑顔。
美保さん、おばあちゃん役とは、時の流れを感じます。
いつまでも「季節はずれの海岸物語」です。
佐野さん、同性ながら笑顔、カツコイイですね。
中井さん、脚本良かったです。
吉田さん、気持ち、伝わってきました。電話の演技、臨場感があり。驚きました。
ケーキさん、素敵な笑顔に癒やされました。あの写真欲しいです。
そして、平泉成さん、最高です。
歳を重ねることが楽しみになりました。
秋山監督、さすがです。ありがとうございました。 - 勇
勇 ↑
「今日も明日も負け犬。」小田実里 著(幻冬舎)を読んだ。
読めば読むほど、新たな気づきがある。
本当に、当時16歳の文章なのだろうか?驚きの連続。
感想を書く手が止まるとはこのこと。
紙の本を自費出版で100冊だけ出版。
電子書籍やPDFなどの媒体があるこのご時世に。
マーケティング能力も高そうだ。
起立性調整障害、一般的には、朝起きられない病気とか。
午後には回復している為、誤解や認識不足に苦しむ者が多いという。
本書によると「起立性調整障害」が発症している中高生は70万に上るという。
不登校の3.4割がこの症状に罹っているという。
原因不明で確立された治療法がない、この病気。
本書では、家族、友達、先生方(塾、医師)の理解と協力で、夏実は「奇跡」とも言われるほどの下剋上を成し遂げる。
同世代の中高生の読者のために、最新の「勉強法」も詳しく紹介されている。
印象に残った一節は、
「エンターテインメント。
死のうとする人間に「生きろ」と投げかけるのてはなく、「一緒に生きよう」と寄り添うエンターテインメントの計り知れない力。」
まさに、この本そのものでもある。
知らない土地で知らない誰かが今も苦しんでいる。そんな人達へ、「ともに生きよう」というメッセージを届けることができる。
「あとがき」にあるように、書くことで自己救済を体感した小田さん。
まさに、見城さんの言う通り。
努力できることが才能。
見城さんのいう「圧倒的努力」は、もはや天性のもの。
つくづく感じる。
僕なんて、この本の感想すら、何日も寝かせてる。
過去1年には、755で見城さんに紹介して頂いた本、読んで感想が中途半端なものばかり。
鈴木おさむ さんの本なんかは、気づきが多すぎて感想が書けなかった。
冒頭に本文の要約を提示して展開する本の構成からして凄かった。
「やり遂げる」ことから、はじめます。
見城さん、感想が遅くなり申し訳ありません。いつも気づきのある良書を勧めてくださりありがとうございます。