「青春時代の頃」 「ほお」 「何故かみんな憧れたらしいねん」 「見城さんやないかい。 見城徹と、村上龍と、坂本龍一は、憧れたんやから」 「おお」 「あと、尾崎豊も憧れましたよ」 「おお」 「見城徹さんよ、そんなもん」 「分からへんねん、だから」 「なんで分からへんの、これで」 「俺も見城徹やと、思うてんけどな」 「そうやろ」 「オカンが言うには」 「ほお」 「白いTシャツにGパンばっかりやっていうねん」 「ほな、見城さんと違うやないかい」 「おお」 「見城さんは、色んなブランドの服を着て、755に写真アップしてるんやで」 「せやねん」 「見城さんはね、それをてんあつさんにファッションチェックしてもらうのを、楽しみにしてはんねん」 「せやねん、せやねん」 「あれ、755の恒例のコーナーみたいになっとんねん、あれ」 「せやねん、せやねんな」 「見城徹さんと違うがな。ほな、ほな、もうちょっとなんか言うてなかったか？」 「メガネドレッサー賞の」 「ほお」 「箔付けに使われそうな感じらしいで」 「見城徹さんやないかい。 あの賞、見城さんが受賞せんかったら、スレスレやったくらい知名度なかったんやから」 「ほお」 「な？ 乃木坂46も押し込んだんやで。 この上、業界側が箕輪厚介にも眼鏡を無理矢理に眼鏡をかけさそうもんなら、俺は動くよ、ホンマ」 「ほお」 「見城さんや、絶対」 「分からへねん、でも」 「なんで分からへんの、これで」 「俺も見城さんやと思うてんけどな」 「そうやて」 「オカンが言うには」 「ほう」 「ジャンルでいうたら、演歌やって言うねん」 「ほな見城徹と違うやないかい」 「ほお」 「ジャンル 全く分からんけど、演歌だけではないねん、あれ」 「おお」 「な？たまにメソメソしたりグズったりしてるけれども、しばらくしたら反動つけて精神を這い上がらせよるがな、ロックや。演歌は落ちきるもんやろ」 「そやねん、そやねん」 「ほな、見城徹さんと違うやないかい」 「おお」 「ほな、もうちょっと、なんか言うてなかった？」 「マーケットに」 「ほお」 「携わった作品が出たら、かかわってる人みんなに感謝したくなるらしいねん」 「見城徹やないかい」 「ほう」 「普通の本は、編集者さんの顔すら浮かばへんのよ」 「おお」 「ね？浮かんでくるのん、ドヤ顔の作者の顔写真だけやねん」 「そやねん、そやねん」 「見城さんが編集した本は、作者さん、編集者さん、校閲や写植、印刷や流通の人、ひいては本屋さんにまで感謝したくなるねん。 見城徹さんに決まり、そんなん」 「でも分かれへんねん」 「分からへんことない。オカンの好きな男性の有名人は見城徹、もぉ」 「でも、オカンが言うには」 「ほう」 「見城徹ではないって言うねん」 「ほな、見城徹と違うやないかい」 「おお」 「オカンが見城徹ではないと言うんやから、見城徹と違うがな」 「そやねん」 「先 言えよ」 「おお」 「俺が出版の流れを言うてる時、どう思っててん、お前」 「申し訳ないよ、だから」 「ホンマに分からへんがな、これ」 「おお」 「どうなってんねん、もう」 「んで、オトンが言うにはな」 「オトン？」 「浜田省吾と違うか、って言うねん」 「ああ･･････そうかもしれん。 もうええわー」 「「ありがとうございましたー」」 ( ｡･_･｡ ) M-1parody