ちゅーそんのトーク
トーク情報- ちゅーそん
ちゅーそん タイのバンコク。指定の鮨屋に行く。そこにいるはずの大将がいない。いるのはタイ人の従業員達。大将に連絡すると、条件が合わないから行かないの一言。大将に教えてもらいながら実務を覚え、タイで鮨を握るはずだった。
一念発起して貯金を捧げ、学んだ鮨の学校。海外で寿司職人になれるという授業内容。最大のメリットは海外での就職先を斡旋してくれること。
海外で寿司職人。3ヶ月の授業で。あり得ないことが海外ならあるのかもしれない。そこに新たな生活を想像し、期待を膨らました。
魚の捌き方、シャリの握り方。学校で仲間もできた。お子さんが手を離れ、新しいことにチャレンジするお母さん。一緒にタイで頑張ろうと入学した後輩。
毎日が新鮮で充実していた。
「ちゅーそん、俺どうしていいか分からないよ。タイの従業員は俺に指示を求めてくるし。大将は来ないって言うし。日本人は俺ひとりだし。学校は対応してくれないし。」
長くは続かなかった。そして帰国した。
「ちゅーそん、俺寿司握れるように練習してるよ」動画を見せてくれた。ホームページを見せては「この先生が有名なんだよ」と楽しそうに話していた。
その輝きを続けて欲しかった。
簡単には習得できない職人の領域をビジネスにしてはいけないよ。