『編集者三羽烏』が頭から離れない。
島本脩二 小学館
小黒一三 平凡出版(マガジンハウス)
見城徹 角川書店
島本さんは「まったく読書をしない人の家に、1冊だけ置いてある本を作りたい」と考え、糸井重里を起用して矢沢永吉の『成りあがり』を出版。文庫版は当然系列会社の集英社から出るものと思われていたが、見城さんがしぶとく交渉して、角川文庫から出版され、100万部を超えるベストセラーになった。後日、島本さんは「かなりいい条件を角川が提示してきた」と話している。(参考:Wikipedia)
坂本龍一さんは日本経済新聞のインタビューにこう答えている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35963470R01C18A0000000/
日本の雑誌もかつてはそれ以上に勢いがあったんですよ。よく仕事をさせてもらったのは角川書店にいた見城徹さん、マガジンハウスにいた小黒一三さん、小学館にいた島本脩二さんの3人。日本出版界の黄金期をけん引したカリスマ編集者で、それぞれ思い出が深いですね…3人とも人間的な魅力にあふれたエネルギッシュな編集者。自分たちが一番面白がって仕事をしていましたね」
島本脩二「編集は対話から始まる」(島本さんの講座のタイトル)
小黒一三「編集は嘘をつくこと」 (菅付雅信『東京の編集』)
見城徹「編集とは感動だ」(『編集者 魂の戦士』)
ikutamaのトーク
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アマゾンプライムビデオで[三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実]を見ました。
安田講堂攻防戦の末に敗れ、次の一手を探る左翼革命勢力、東京大学全共闘約1000人が待つところへ、反革命を掲げて楯の会を結成した三島由紀夫が単身乗り込む。
「三島を論破して立ち往生させ、舞台上で切腹させる」と息巻く学生たちを前に、三島は最後まで礼儀正しく、堂々と討論を続ける。
『諸君も日本の権力構造、体制の目の中に不安がみたいに違いない。私もみたい。別の方向から見たい。私は安心している人間が嫌いなんで。』
そして、三島は最後にこう語った。
『私は諸君の熱情は信じる。他のものは一切信じないとしても、これだけは信じる』
瀬戸内寂聴さんが言うように、
「爛々と輝く力強い三島由紀夫の眼差し」が、私も忘れられない。
そして、不安と熱情。
人間を輝かせるのは、そういうものなのかもしれない。 ikutama 見城徹見城徹 三島由紀夫自決直前。自衛隊市ヶ谷駐屯地バルコニーでの演説
「おまえら、聞けぇ! 静かにせい、静かにせい! 話を聞け! 男一匹が命をかけて諸君に訴えているんだぞ。いいか。いいか。
それがだ、今、日本人がだ、ここでもって立ち上がらねば、自衛隊が立ち上がらなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。諸君は永久にだね、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ」
「俺は4年待ったんだ。自衛隊が立ち上がる日を。4年待ったんだ。最後の30分に、待っているんだよ。諸君は武士だろう。武士ならば自分を否定する憲法をどうして守るんだ。どうして自分を否定する憲法のために、自分らを否定する憲法にぺこぺこするんだ。これがある限り、諸君は永久に救われんのだぞ。
諸君は永久にだね、今の憲法は政治的謀略に、諸君が合憲だかのごとく装っているが、自衛隊は違憲なんだよ。自衛隊は違憲なんだ。きさまたちも違憲だ。憲法というものは、ついに自衛隊というものは、憲法を守る軍隊になったのだということに、どうして気がつかんのだ! 俺は諸君がそれを断つ日を、待ちに待ってたんだ。諸君はその中でも、ただ小さい根性ばっかりにまどわされて、本当に日本のためにたちあがるときはないんだ」- ikutama
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『…憲法の為に、日本を骨無しにした憲法に従って来たという事を知らないのか。
諸君の中に一人でも俺と一緒に立つ奴は居ないのか。
一人も居ないんだな。
よし。
武というものはだ、刀というものは何だ。
自分の使命に対して……という言葉だ。
それでも武士か!
それでも武士か!
まだ諸君は、憲法改正の為に立ち上がらないと見極めがついた。
これで俺の自衛隊に対する夢は無くなったんだ。
それではここで、俺は天皇陛下万歳を叫ぶ。
天皇陛下万歳』
男とは原理、男とは自己犠牲。
使命を引き受けること。そのために花となって散ること。
生きるか死ぬの場面で「生きたい」という自分の損得や恐怖に囚われず、死を覚悟して使命を決行すること。
天の恵みに身を委ねるよりも男による武断を、命の緊張から生まれる熱情を信じ抜いた三島由紀夫。 ikutama 見城徹見城徹 2019年の8月20日から24日、シカゴ・カブスのダルビッシュを訪ねた。毎日、一緒にご飯を食べ、リグレーフィールドでダルビッシュが投げてくれる球を打った。ダルビッシュ先発試合を最前列で観戦、ピッチャーマウンドとあまりに近い距離に興奮した。シカゴの街並みは想像以上に美しく、気候も空気が澄んでいて快適だった。摩天楼とミシガン湖と有名な建築物とアートと街路樹の緑が絶妙なシンフォニーで響き合っている。料理も美味しく、ダルビッシュの配慮は完璧だった。当時はオンタイムで755に写真もアップした筈だが、もう7年も前のことなのか?夏の終わりになるとあの時のシカゴの満たされた時間を思い出す。誰にも奪うことの出来ない幸福の記憶。ミシガン湖畔を散歩しながら、ぶらりと入ったカフェで飲んだフレッシュ・トマトジュース。飲んでいるその時の写真を僕はずっと755の自分のトークのアイコンに使っている。二度と戻って来ない幸せの時間を噛み締めながら死へと向かう一方通行の日々を生きる。今日もあのトマトジュースのビター・スウィートな人生の味を思い出しながら。



