ikutamaのトーク
トーク情報ikutama 見城徹見城徹 [かに吉]山田大将の凄さは「カニ」への想像力だ。そして、カニだけではなく野菜をはじめパンや米まで全ての食材に精通している。全ての旬が頭に入っている。カニを中心にどれとどれをどうやって料理し、掛け合わせるかを天才的な閃きで決めて行く。そのプロセスの繊細さと圧倒的努力は息を呑む。かくしてこの世あらざる料理がその日の客に供される。その日の天候や温度や湿度、大将の気分や店の空気が関係するから同じ料理は2度と出来ない。客は大将の葛藤と瞬時の判断を堪能するのだ。日本全国から毎日鳥取まで客を集め、[かに吉]を予約が取れない店にしているのは山田達也大将の料理に賭ける「真心」だ。
店を出る時、山田大将と客は「真心」で通じている。だから、自然に涙が出る。僕は[かに吉]を出る時、泣いていた。[かに吉]はそういう店だ。- ikutama
ikutama 一見理不尽に聞こえる見城さんの『いいから来い』。丁寧に解説して頂き、実は優しさに満ちた言葉であることを理解できた。近藤さんの明るく力強い声が場を盛り上げる。『存じております』の返事に2人の厚い信頼関係を感じた。『ムリをしないと生きている実感がない』というメッセージ、心に刻みます。
https://youtube.com/watch?v=dIWelu8XTQA&si=JKMCdnOeXL0zUh48 ikutama 見城徹見城徹 ↑ 1987年ぐらいから7年間、斉藤由貴とはよく会った。ストイックで静謐さを湛えた情熱。丸ごと人を信じるひたむきさ。だから、一旦、人を好きになると命懸けで、僕が紹介した尾崎豊との恋はドラマチックに始まり、ドラマチックに幕を閉じた。奔放さとそれを制するストイシズム。そのせめぎ合いこそが斉藤由貴を美しく彩っていた。激しく動いているものは静止して見える。同じ宗教を信仰する男性とお見合いで結婚したのも彼女らしい潔い決断だと僕は思っていた。それから30年以上斉藤由貴とは会っていない。彼女の出演する作品も恋の行方もいつも気になっていた。そうか、遂に離婚したのか。斉藤由貴という人生。彼女の葛藤と佇まいを抱きしめたい気持ちだ。