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ikutama

「自分を見失わないとは、1億円の勝負に勝っても、300円のラーメンの味が変わらないこと」昔、桜井章一の本で読み、心に残っている。どれだけ成功しても、強くなっても、自分が大切にしていたものを同じように愛せるか。 見城さんのエピソードを読むと人生は本当に自分の心掛け次第で豊かになる、そう思える。

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ikutamaのトーク
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  • ikutama
    見城徹見城徹

    氷山の上で震えながら群れるペンギンでいるのか?震えながら未知の海に飛び込むファースト・ペンギンになるのか?決めるのはあなた自身です。

  • ikutama
    ikutama

    誰かがやらねばならないことを自分がやる。今すぐに。群れから離れ、たった一人でリスクを引き受け、暗闇に飛び込む。
    生き残るために本能に抗うファーストペンギンから、吉本隆明の『ちひさな群への挨拶』が聞こえてくる。

  • ikutama
    見城徹見城徹

    『初恋』(2019.1.7掲載)
    静岡県立清水南高校。ずっと憧れていた1学年下の女生徒に卒業の直前に想いを書いて手渡した。
    東京の大学に合格し、彼女に何も告げずに高校を去って行くのはあまりにも後悔が残ったからだ。
    決死の想いは通じて、卒業式の日、校門前で待ち合わせて三保の松原まで海岸を2人で歩いた。それが初めてのデートだった。
    それから3週間、毎日会った。
    狐ヶ崎ヤングランドのスケートリンクで滑り、当時話題になっていた『若者たち』という映画を観、彼女の家の近くの丘にピクニックに行った。
    一時でも離れ離れになるのが怖かった。
    1969年4月4日。僕が東京へ行く日がやって来た。既に高校の授業は始まっていた。僕は1人でボストンバックを提げて、静鉄バスの小糸製作所前に佇んでいた。
    バスが到着した時、突然、彼女が走って来た。高校の制服姿だった。
    事情は解らなかったが、僕を見送りに来てくれたことは明らかだった。
    東海道線の清水駅まで2人でバスに乗った。プラットホームに立って、手を握り合って列車を待った。晴れてはいたが、強い風が冷たかった。
    言葉はなかった。2人とも泣いていた。全身が痺れるような切ない時間だった。
    50年が経ち、68歳になった。幾つかの恋をして、肉親や何人かの友人の死を見送った。自分の会社を立ち上げ、上場し、上場を廃止した。
    しかし、立ち尽くしながらあれほどまでに長い時間、涙をボタボタと落としたことは一度もない。

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  • ikutama
    ikutama

    何という清明な記憶と表現力。他者への想像力と本物の自己検証を学ばせて頂いた。「自分が今何をしているのか」という意識を持ち続け、過去の経験を全て背負って生きている。
    自分が最も涙したのはいつ?悲しかったのか、感動したのか。思い出せない自分の雑さに気づく。
    「今、自分が何をしているか」「今までに何をしたか」「これから何がしたいか」もっと丁寧に、もっと清明に意識できるようにしたい。

  • ikutama
    見城徹見城徹

    静岡新聞[窓辺]
    第2回『同級生』(2019.1.14掲載)

    清水南高校で仲の良かった4人の同級生と1年に2、3回くらい静岡で食事をするのを十数年続けている。場所は葵区のカウンター割烹の店『ひでじ』。
    静岡の季節の食材が店主の鈴木秀治さんによって小気味良く料理されて10品ほど供される。
    春なら大井川河口の白魚。夏なら有度茄子の素麺。秋なら吉田港の太刀魚。冬なら平山の自然薯…。季節に関係なく〆だけは紫蘇風味の飯蒸と決まっている。支払いは僕。静岡の財界人もよく利用する店だ。
    同級生は僕と成績トップを争った鈴木真琴、一緒に悪さをしたラグビー部の望月勉、体操部のマドンナ勝山由美子、陸上部のマドンナ高野みどり。
    県庁や市役所、教師をリタイアした彼らと高校時代の思い出話に花が咲く。
    秀治さんが料理を出しながら絶妙のタイミングで合いの手を入れる。日々、ハードスケジュールでビジネスに追われる僕にとってこの上ない癒しの時間だ。
    365日会食が詰まっているがこの日程だけは6ヶ月前から押さえておく。
    高校卒業まで小糸製作所静岡工場の社宅で育った。一生を清水で終えるものと思っていた。
    今は歴代の総理や日本を代表する経営者たちとも会食をする。坂本龍一の事務所の社長も勤めている。遥か遠くまで来た。高校時代のままの同級生たちとの関係は心地が良い。去年12月29日で68歳になった。人生は最終コーナーを回った。つまり、ゴールが見えて来た。僕はどんな想いでゴールラインを駆け抜けるのだろうか?

  • ikutama
    ikutama

    「自分を見失わないとは、1億円の勝負に勝っても、300円のラーメンの味が変わらないこと」昔、桜井章一の本で読み、心に残っている。どれだけ成功しても、強くなっても、自分が大切にしていたものを同じように愛せるか。
    見城さんのエピソードを読むと人生は本当に自分の心掛け次第で豊かになる、そう思える。

  • ikutama
    ikutama

    人間の持つの底力とそれを発揮することの苦しさ、そこから得られる豊かさを教えて頂き、ありがとうございます。決して投げやりにならず、時間や能力を丁寧に使い尽くす姿勢からいつも学ばせて頂いています。

  • ikutama
    見城徹見城徹

    不安と恐怖と憂鬱に苛まされながら、誰よりも圧倒的努力をして、苦痛と自分の弱さに耐え抜いた者だけが痺れるような充足を手に入れる。そう言い聞かせなきゃあ、圧倒的努力なんてやってられないよ。勝者には何もやるな!

  • ikutama
    ikutama

    「勝者には何もやるな」勝負をすれば答えが出る。それが勝負の醍醐味だ。
    不安と恐怖と憂鬱を努力に変え、全力を尽くしたか、勝負をすれば答えが出る。
    勝てば、また戦える。期待を背負える。若い頃は期待されるのが嫌だったが、歳を重ね、それは人生の貴重な場面、と感じるようになった。