ikutamaのトーク
トーク情報ikutama 見城徹見城徹 青春は反逆の季節だ。学校や社会、国家など共同体に従順に過ごす青春など、全力でまともに生きようとしたらあり得ない。当然、そこには自己検証、自己嫌悪、自己否定が常に含まれている。それらを抱えながら、葛藤し、もがく。突破を試みる。それが反逆というものだ。しかし、人はいつか妥協することを覚える。日々の生活は共同体と折り合わなければ成立しないからだ。それを[挫折]と呼ぶか、[成熟]と呼ぶかはそれぞれの胸の中にある。
反逆の季節は終わっても、心中に自己検証、自己嫌悪、自己否定をいつまで持っていられるか?それがある限り少なくとも小さな人生の戦いは続く。戦いを放棄した時、人は精神的に死ぬのだ。ikutama 見城徹見城徹 奇跡はまだ続く。
モハメド・アリに敗れてジョージ・フォアマンは1年以上休養、リングに復帰し4連勝するが勝てばモハメド・アリへの再挑戦権が得られる試合に敗れ、1977年28歳でリングを引退、キリスト教の牧師になった。しかし、1987年突如として現役復帰。そして、1994年11月5日、フォアマンは世界ヘビー級タイトルマッチのリングに立つ。劣勢の中、10R右ストレートの一撃で世界王者マイケル・モーラーをマットに沈め20年振りに45歳9ヶ月で世界ヘビー級チャンピオンにカムバック。勝利の瞬間、ジョージ・フォアマンはコーナーポストの前で跪き、神に感謝した。これを奇跡と言わずして他に何と言おう。