

絶望しきって死ぬために
トーク情報- 死ぬために生きる
死ぬために生きる ![投稿画像]()
https://youtu.be/fTtCXTry0DU?si=eYp9mJRm0lLTlN0Q
[ラストエンペラー]を聴く。
[アメリカン・アンダードッグ]を観る。
自分の甘さ、曖昧さ、弱さ、揺れ、全てが身に染みる。
今のままだと絶望してしまう。
真の満足は絶望しきること。
今日も死も、全ての者にとって平等。
最後に笑えるか。死ぬために生きれるか。 - 死ぬために生きる
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[ひつじ探偵団]を観た。
「認識者」となり、さらに「実践者」になること、苦しまなければ生きているとは言えないということ、この2つがテーマだと僕は捉えた。
一見難しそうな大切な内容を、わかりやすく、可愛く、リズミカルに伝えてくれた素晴らしい映画だった。
羊の習性や世の中の羊でのポジショニングが見事にストーリーと交わり、羊にまつわる諺なども小気味よく登場する。
シンプルにヒュー・ジャックマンがカッコ良すぎるし、推理物としても純粋に面白かった。
いつ死ぬかはわからないが、死ぬ時に振り返る僕の映画遍歴は、きっと[栄光のバックホーム]以前、以降に分けられる。
以前から映画はよく観る方で、家でも暇さえあればPCなどで映画を観ていたのだが、[栄光のバックホーム]に出会ってからは映画館で観ることが増えた。
その点においても、[栄光のバックホーム]に出会えたことは僕にとって途轍もなく大きい。 - 死ぬために生きる
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映画は本当に素晴らしかった。
しかし僕は苦しみながら映画を観ていた。
[ひつじ探偵団]の舞台はイギリスの田舎町。
その田舎町の空気や雰囲気の解像度が高く、住んでいる人や動物達の感じも異様にリアルだった。
僕の足りない頭では英語が全て聞き取れるわけではないが、イギリスの地方特有の話し方やイントネーションも凄まじかった。
僕は19歳をイギリスで過ごし、その後もイギリスに戻るためにアイルランドからチャンスを伺っていた。それくらいにはイギリスに愛着がある。
生活はロンドンの外れの方でしていたのだが、一時期僕を受け入れてくれていたクラブが地方にあったため、練習や試合のために頻繁にイギリスの田舎町を訪れていた。
街の人の温かさや差別、小さなスタジアムに飛び交う賛美と怒号、喝采と中指、街の人が一堂に集うパブの美味いビールと不味いフィッシュ&チップス。
毎週結果を残すと意気込んでナショナル・レール(日本で言う特急)に乗り込むも、帰りは自分のプレーの不甲斐なさに情けなくなりながら車窓を覗き込む。
その時に覗き込んだ車窓からは、雄大な丘で自由気ままに暮らす羊や馬をたくさん見ることができた。[ひつじ探偵団]の景色そのままだった。
あの時の自分のできなさ加減、至らなさ、狭量さが蘇り、心臓を爪で引っ掻かれているような感覚に陥った。
イギリスだけではない。全国各地、世界各地で生活していた時のことを思い出すとこの感覚に陥る。だからその愛すべき思い出の地へまだ赴けない。
千駄ヶ谷にもまだ行けない。
今を熱狂していないから過去も未来も怖い。このままだと5年後10年後に今を振り返った時、きっと同じ感覚に陥る。
今が一番若い。苦しさや絶望を慰めてくれるのは今の熱狂と圧倒的努力しかない。
観て良かった。






