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見城徹
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『たった一人の熱狂』読ませて頂きました。見城さんの生のエネルギーを感じました。見城さんが、昔は理想に生きようとして、その結果現実と向き合うようになったというところが心に残りました。僕はもう少し理想を夢見て、その後から折り合いをつけようと思います。また、見城さんの人との接し方を目標にして、それに少しでも近づけるようにしたいと思いました。とても有意義な読書でした。有難うございました。

「食べて苛酷になる」のが理想なんです。苛酷にならない理想なんてないんですよ。「食べて苛酷にならない夢や理想」を語る人に反吐が出るんです。「理想」は常に「死」と隣り合わせです。僕は死ねなかったから現実に逃げ込んだだけです。理想を夢見る?お気楽で羨ましい。僕はこの現実の世界で阿修羅となって勝たないと理想に死んで行った人たちに合わす顔がないんですよ。吉田松陰しかり、大塩平八郎しかり、奥平剛士、三島由紀夫しかりです。 なんかセンチメンタルな気持ちになりました。お許し下さい。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    オジトモオジトモ

    【追加版】
    ★ルフレーヴ、ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール2022

    ★ルフレーヴ、ピュリニー・モンラッシェ・クラヴァイヨン2022

    ★ マルケージ ディ、バルバレスコ1950(見城さん生まれ年)

    ★シャトー・オーブリオン1958(脇屋さんの生まれ年)

    ★ シャトー・ド・ムルソー、ムルソー・シャルム・ドゥシュ2022

  • 見城徹
    見城徹

    11月28日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅弘がリトークしてくれた2019年10月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    「涙が涸れる」  吉本 隆明

    けふから ぼくらは泣かない
    きのふまでのように もう世界は
    うつくしくもなくなったから そうして
    針のやうなことばをあつめて 悲惨な
    出来ごとを生活の中からみつけ
    つき刺す
    ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
    引出しからつかみだすように 心の傷から
    ひとつの倫理を つまり
    役立ちうる武器をつかみだす

    しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
    ひとりであるいは少女と
    とほり過ぎるとき ぼくらは
    残酷に ぼくらの武器を
    かくしてゐる
    胸のあひだからは 涙のかはりに
    バラ色の私鉄の切符が
    くちゃくちゃになってあらはれ
    ぼくらはぼくらに または少女に
    それを視せて とほくまで
    ゆくんだと告げるのである

    とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
    嫉みと嫉みとをからみ合はせても
    窮迫したぼくらの生活からは 名高い
    恋の物語はうまれない
    ぼくらはきみによって
    きみはぼくらによって ただ
    屈辱を組織できるだけだ
    それをしなければならぬ

  • 見城徹
    見城徹見城徹
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    では、[涙が涸れる]は何に掲載されていたのか?三田祭のパンフレットだったか?
    勿論、吉本隆明の[涙が涸れる]は知っていたが、それを慶應大学公認の冊子に掲載した学生の心情に激しく僕が共感したのは間違いない記憶である。と思う。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    僕は慶應義塾の114回目の卒業生です。卒業する者全員の就職先と自宅の住所が記され、卒業生の応募原稿と、発表されている作家や詩人の作品などの転載で構成されたかなりぶ厚い冊子です。卒業生全員に配られます。
    僕は就職先の欄に[さすらいのギャンブラー」と記し、顰蹙を買いました。子供だったなあ、と思います。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2019年10月の親父の投稿のリトークです。

    「さすらいのギャンブラー」の話は親父から聞いた事がありました。
    僕はそんな事を書く親父が大好きです。
    「普通」はなんにも面白く無い。「普通」は全然響かない。
    だったら顰蹙を買ってでも、枠から飛び出す方が良い。僕はそう思います。

    今日も吉本隆明の詩が胸に沁む。
    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    見城徹

    ここのところずっと[三上雅博]を[三上雅弘]と誤記していました。三上雅博御本人と僕のトークを読んでくださっている方々に謹んでお詫びし、訂正させていただきます。不注意から来た典型的なミスです。お恥ずかしい。

  • 見城徹
    見城徹

    何よりも名前を間違えるなどあってはならないこと。三上雅博に重ねてお詫び申し上げます。