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見城徹

雨の明け方。外を見ながら様々な不安が募る。自分の足元は砂上の楼閣のような気がする。今まで必死に固めて来たのに今日にも崩れていくような。人材は揃って来た。僕の経営者としての決断力が問われている。サイバーエージェントの藤田が何故あんなに社員たちと会食するのか、僕には不思議だった。しかし、今は解る。プラットホームを作るために社員との意識の共有が大切なんだと。藤田は派手に攻めながら、足場を地味に固めていた。僕のヒラメキと人間関係に頼ってビジネスする時代は終わった。不安と戦いながら、会社も自分もアップデートする。イノベーションを起こす。波風を立てる。遅すぎるが社員も僕も多動力で繋がる。動かない奴はもう要らない。変化に対応する。出版2・0は幻冬舎から始まる。

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