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見城徹

11月12日発売の百田尚樹[日本国紀]は今日が取次への搬入日。都内の一部の書店には午後2時過ぎから届き始めた。これがものすごい勢いで売れている。すぐに3刷5万部を重版、合計35万部となった。こんな体験は初めてのことだ。とんでもないことが起こっている。[日本国紀]はとにかく内容が充実しているし面白い。読み始めたら止められない。どんどん口コミで売れて行くはずだ。11月中に50万部は行く気がする。そして、それまでは腰痛も治らない気がする(笑)。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    MiRAIMiRAI
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     片方の翼が折れた鳩が校舎の窓からひらひらと舞い落ちていくプロローグから始まるこの小説。ひたすら重く、暗く、物語は淡々と進んで行った。無駄のない聡明な文体に引き込まれて、気が付いたら潜在意識にまで、この暗い物語がしっかりと根付いている自分に気がついた。

     人の本能を見失なっている東大卒の美人判事と、彼女が裁いた漢の物語。不幸な重石を背負って生きる漢は、どこを切りとっても潔かった。美人判事も、自分の身があやうくなる事を自覚しながら、漢の過去と自分の為に、どこまでも捨て身で切り込んでいった。
     多かれ少なかれ、私たちは何らか重石を背負って生きている。しかしながら皆、その重石をなるべく考えない様にしたり、なるべく苦しみを中和して明るく生きようと試みたりする。そんな、人としての当たり前な心の働きを感じられない二人。「強い」「つよい」結びつき。私には徐々に羨望の念が沸きあがり、心がクギヅケとなった。時々カッっと目を見開き、必死に文字を追った。顔に力を入れ、目を見開かないと涙がボタボタと流れ落ち、嗚咽が止まらなくなる。だからこまめに本を閉じ、その都度、心を落ち着かせた。
     読み手の潜在意識に、ここまで世界感を浸透させ、揺り動かす力を持つ小説に私は出会ったことがない。私も、自分の重石をしかと認識し、もっと潔く、もっと愛に揺り動かされながら、我が道を歩むべきだと深く認識されられた。
     素晴らしい小説。たまりません。ありがとうございました。

  • 見城徹
    MiRAIMiRAI

    リトークありがとうございます!
    こんなに泣き、影響を受けるとは思いませんでした!。感謝致します。

  • 見城徹
    てんあつてんあつ

    MiRAIさんならではの素晴らしい感想です。
    こまめに本を閉じたのには共感甚だでした。[第六章 真実]までは僕もそうだったような。
    小説の面白さを共有できて、嬉しかったです( ˶ˆ꒳ˆ˵ )