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見城様 石原慎太郎さんの「天才」を拝読させて頂きました。石原慎太郎さんは、難しい題材を、わかり易く読み易く書かれる天才だと思います。一人称で書かれている事も作品を引き立て、更に長いあと書きが素晴らしく、角栄氏と石原氏の生身の関係性と角栄氏への想いが表現されており、見事なリアリティと余韻を与えて下さいました。金スマでは見城様（役の役者さん）も登場されてました。素晴らしい本をありがとうございました。

実は石原慎太郎さんの小説は初期の短編群を除いては、むしろ難解です。最近で解りやすい作品の代表作は「弟」と「天才」です。ですから、実在の人物を実名で書くと解りやすくなるとも言えます。 確かに「長いあとがき」は臨場感溢れて秀逸ですね。 75万部まで来ました。ミリオンセラーまで後25万部です。これだけ面白いので達成したいです。 いつも、有難う。