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見城徹

ホワイト、お勧めの「ロイ・ビーン」をやっと観た。 最初は退屈だったがストーリーが進むに連れて盛り上がるジョン・ヒューストン監督のセンス溢れる魅惑の西部劇。 脚本は「大いなる勇者」「地獄の黙示録」「ダーティー・ハリー」のジョン・ミリアス。 ポール・ニューマン、エバ・ガードナー、ジャクリーヌ・ビセット、ヴィクトリア・プリンシパル、ステイシー・キーチ他の豪華キャスト、アンソニー・パーキンスまで出ている。「007 カジノロワイヤル」同様、ジョン・ヒューストンも出演。 最初はロイ・ビーンの勝手な振る舞いについて行けなかったが、途中から面白くなって喰い入るように観た。 とにかく絢爛たる報復劇。男のプライドを賭けた戦いが気分爽快、男の純情が炸裂する。 一言で言えば、映画という表現の魅力満載の夢のような作品。ザッツ・エンターテインメント。 そこで思い出すのはタランティーノ監督の大傑作「ジャンゴ 繋がれざる者」。2つの作品は40年の時を経て間違いなく連関している。 ジョン・ウエィンやマカロニ・ウエスタンを凌ぐ西部劇を堪能した。

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