見城徹のトーク
トーク情報見城徹 見城徹見城徹 明け方、不安と共に目覚めて、眠れない。何が不安なのか?不安の根源ははっきりしない。とにかく不安なのだ。あれが上手く行っていない気がする?あの言葉が相手を傷付けたかも知れない?ああいう手を打ったが間違いではないのか?あれは早く撤退しておけば良かったか?これから会社の業績はどうなるのか?自分の気付かないところで沢山の悪意が進行している気がする?あの誤解は何故、生じたのだろう?自分は裏切られているのではないか?自分の想いは届いていないのではないか?生きるとは何だろう?様々な想いが黒い塊りになって内臓にズシンと来る。明日は破滅するような予感…。昨夜は楽しい会食だったのに、うなされるように目覚める。思えば幻冬舎を設立してから不安と恐怖と背中合わせに生きて来た。多分、それはこれからも続く。
見城徹 見城徹見城徹 年齢は30歳だとする。地球が何らかの理由で壊滅して1人だけ生き残ったらどうだろう?他者がいないのだから多分、その人は生きる理由がなくなる。誰かが生きているかも知れないという希望はないと仮定しての話だ。2人生き残ったらどうだろう?男と女。男と男。女と女。3パターンが考えられるが、生き延びようとするだろうか?3人だけ生き残ったらどうだろう?
他者があれば人は生きる選択をするのか?
人は他者がいなければ生きられない。
しかし、他者こそが自分を傷付ける。
自分を傷付ける人がいる時、その人と2人だけが生き残った地球を想像する。すると、その人を許せる。そうするしか道はないからだ。
3人生き残ったらその人を許せない。何故ならもう1人の他者の目があるからだ。人は他者の目を気にしないでは生きられない。
他者の存在は生きる絶対条件だ。しかし、3人以上になると、その他者こそが自分を苦しめる。
そんなことを考えている朝。徒然なるままに。