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見城徹
山口薫
山口薫
見城さん。先日、カハラさんに行ってまいりました。行く度にガラッと料理の内容が変わり、そしてそれらが感動的なまでに美味しい。本当に奇跡的なレストランだと思います。この奇跡的なお店に足を運ぶようになったきっかけは、もちろん見城さんがご紹介されていたからです。見城さんのおかげで夢のような時間を過ごすことができました。本当にありがとうございます。

いや、いや、山口さんはもう常連の部類ですよ。 しかし、「カハラ」は毎回感動します。森オーナー・シェフの頭の中は1万以上のレシピがあるんじゃないでしょうか。味もさることながら、サービスもインテリアも酒も完璧ですね。食べて2週間もすると、また食べたくなってウズウズして来ます。あんまり言うと益々予約が取れなくなるのでこの辺で終わりにします。いつか一緒に食べましょう。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    全てのメディアの三島由紀夫特集は即刻、中止して欲しい。没後50年だからと言って的外れな三島由紀夫特集やシンポジウムは単に自分たちの自己満足に過ぎない。三島由紀夫の一体何に迫っていると言うのか?三島由紀夫は明確に日本国憲法の改正を訴えて自決したのだ。既に生きているのも死んでいるのも同じだった三島由紀夫はそれを死ぬための大義名分としたのである。三島由紀夫の神聖喜劇は戦後日本を骨抜きにした日本国憲法を許せないとして幕を閉じた。だから、若者たちに何かを託したとしたら、憲法改正以外にない。それは表面上の理由だが、三島由紀夫はそれを理由にして良し、と考えたのである。であるからして議論すべきは憲法改正についてである。三島由紀夫が命と引き換えにした日本国憲法の欺瞞。三島由紀夫没後50年。その議論を深めないで何を語ろうと言うのか?

  • 見城徹
    てんあつてんあつ

    ↑2020年11月~見城さんの過去のご投稿より。

    今日の見城さんの過去トークからのリトークは以上になります。
    おはようございます。

  • 見城徹
    ろころこ
    投稿画像

    [暗殺] 柴田哲孝著 幻冬舎

    この本が届いても、なかなか読み進めることができずにいた。2年前の7月8日、動揺と放心状態の中、755で皆さんとお祈りしたこと、奈良に住む甥っ子が6月末の奈良の応援演説場所に行き、安倍元総理の写真を送ってくれたこと、そのあとすぐにあの事件が起こり、あまりのショックで彼が泣いていたことなど、あの日の記憶が鮮明によみがえったせいだと思う。書けそうになかった感想は、見城さんの755で皆さんの感想を読んでやっと書いてみようと思えた。あのときも今回も、755は私にとっては痛み分けのような存在であると感じながら、昨夜読み終わった。

    最後までフィクションとして読むのは難しかった。あの日の夜、緊急手術を行なった教授の記者会見や、奈良県警の会見を思い出しながらページをめくった。銃のことが書いてある箇所は怖くて息切れした。全てがあの事件の記録のように思えてならなかった。
    エピローグ、篠山が日本人は物事を忘れやすいと、口元に笑みを浮かべるシーンを読んで、この2年間いろいろなことに違和感を感じながらも、のんきに過ごしてきた無知な自分が恥ずかしくなった。政治や社会問題に対する関心もだんだんと薄れ、なかなか意欲も湧いてこなかった。でもやっぱり生き抜いて自分の目で物事を確かめたい。久しぶりにそう思えた。忘れられない貴重な読書だった。