見城徹見城徹2021年05月02日 16:37↑ 岡森諦。幻冬舎presentsの芝居を担う[劇団 扉座]の劇団創立時から在籍する扉座を代表する舞台役者。厚木高校演劇部時代からの横内謙介(劇団 扉座代表。演出家。脚本家)の盟友。高校演劇部の1年後輩に六角精児。 生活費を稼ぐため、35年前には僕が編集長の[月刊カドカワ]でアルバイトをしていたこともある。僕は役者一筋の岡森諦の苦闘をずっと見守って来た。大河ドラマ出演、おめでとう!1
見城徹見城徹1時間前↑ タイトルを何故、[かくしごと]にしたのかの監督の言葉を読んだが、原作通り[嘘]の方が全然良かった。人は皆んな少なからず「嘘」をついて生きている。その「嘘」こそが人間の真実を明らかにする。「嘘」こそが人間の前提だ。そういう作品なのだ。タイトルを[かくしごと]にして表面を隠しても意味がないと僕は思うのだが……。これだけ凄い映画を作った監督が何でタイトルを変えたのか?この映画全編を貫いているのは切なくて哀しい人間の「嘘」だ。「かくしごと」では全くない。「嘘」なんだけどなあ。それで内容がバレるなんてことは全く無い。158
見城徹見城徹51分前つかざるを得ないようにしてついた嘘。その哀しい嘘がその人の人生を照らし出す。嘘こそがその人間の真実を語っているのだ。この映画のタイトルは[嘘]だ。[かくしごと]では軽くなってしまう。完璧なこの映画にたった一つ瑕疵があるとしたら、それはタイトルだ。59