見城徹見城徹2021年10月25日 10:01[二代目はクリスチャン]のラストで敬礼するシーンがある。何度観ても感動する。高倉健、吉永小百合主演の映画[動乱]で高倉健が自分が斬り殺した憲兵役の米倉斉加年に敬礼するシーンを思い出す。万感の想いを込めた敬礼。敬礼して先に行く。行かねばならないのだ。 かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂 ーー吉田松陰
見城徹8時間前見城徹見城徹窓を開けると風が冷んやりとして気持ちがいい。木々が光を浴びて葉を揺らしている。遥か向こうには青い山々が聳え、空は高く澄んでいる。北国の夏。晴れた日には永遠が見える。宇宙の時は悠久として流れ、止むことはない。僕は宇宙の一部として今この一瞬にここに在る。朽ちて果てるのは万物の定め。永遠の中の一瞬。ここに在ることの奇跡を想う。人生は一夜の夢。100年後から見たら今の僕の悩みなど何ほどでもない。だから、振り切る。だから、この一瞬を狂って生きる。 3031277