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見城徹

安田種雄さんの不審死を担当した刑事たちの[週刊文春]での証言から明らかになって来たのは2018年の再捜査は木原誠ニ氏の妻(「週刊文春」ではX子と表記される。安田種雄さんの不審死当時は安田種雄さんの妻である)の父親(「週刊文春」ではZ氏)を本星と想定して捜査が行われたということだ。[週刊文春]によれば不審死から12年も経っているのにZ氏の住む地方の家までもガサ入れしている。X子に任意でたび重なる事情聴取をしたのもX子がZ氏の当時の犯行を目撃しているか、又は共犯者ではないかと考えたからとしか思えない。可哀想なのはX子の愛人とされるYである。犯行が行われた後、自殺に見せかける工作をし、それが警察に見破られ、他殺だと判断された時のためにX子は「自分が夫を刺殺してしまった」とYに告白の電話をかけ現場に呼び出している。Yの犯行だと見せかけるためだったとしか思えない。Yはのこのことやって来た。その後のことは[週刊文春]のYの証言に詳しい。 2018年の再捜査。刑事の執拗な妻X子に対する事情聴取に多分、初めて木原誠ニ氏は2006年の安田種雄さんの不審死のあらましをX子から聞かされたと想像する。木原誠ニ氏は衆議院議員で当時は自民党情報調査局長だった。自分の身内が濃く関係している。頭を抱えたはずだ。しかし、一人で捜査をストップさせる力はなかったと僕は考える。もしも、意図的にストップがかけれたとしたら、木原誠ニ氏の依頼に誰がどのようなルートで動いたのだろうか?2018年の再捜査時の安倍政権は前述したように稀に見る警察官僚が暗躍した時代だった。しかし、安倍晋三氏と木原誠ニ氏はプライベートに話をする関係では全くなかったと僕は思っている。木原誠ニ氏を誰が誰に繋げたのか?大物政治家が絡んでいるはずだ。そこからどいう流れを辿ったのか?問題の核心はそこにある。 圧力がかかったとしたらの仮定の話である。

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