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見城徹
Katharine
Katharine
見城さんの言葉に、やはり心が動きます。無礼なやじこめを一刀両断する言葉は小気味良く思わずニヤリとしますし、あえて苦言を呈する長文は息を止めたまま一気に読み、身を引き締めている自分がいます。 「書くことは人の仕事だが、編集は神の仕事だ」という文章を最近ある本で読みました。長年、神の仕事をしてこられた見城さんだからこそ、物事の本質を的確に突くことができるのだなと納得している今日この頃です。

有難う。でも褒め過ぎでしょう。一刀両断したいけど躊躇し、苦言は遠慮しながら言ってます。これじゃあ駄目だと思いながら、かつてのように切って捨てられません。誤字、変換ミスも多くて、自分で自分に情けねえなあと呟いています。誠意の欠片もない1行の質問や他者への想像力が著しく欠如した質問などはスルーすればいいのに因果な性格でなかなか出来ません。755に一番向かないタイプなんですね。 「編集は神の仕事」と誰が言ったか知りませんが、僕にとっては「編集は恋の仕事」です。こればっかりは相手に惚れなければ出来ません。 755のやり取りをしているうちに、茫洋としながらも相手の輪郭は掴めたような気になりますが、惚れなければ赤は入れられません。 精一杯、知らない方々に返信していますがいつも自己嫌悪が残ります。本当に向かい合っていないと思うからです。SNSの匿名の見知らぬ相手だと割り切れないからですね。 愚痴になりました。キャサリンなら理解してくれると思って書いてしまいました。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    たれがじぶんを無惨と思わないで生きえたか ぼくはいまもごうまんな廃人であるから ぼくの眼はぼくのこころのなかにおちこみ そこで不眠をうったえる 生活は苦しくなるばかりだが ぼくはとく名の背信者である ぼくが真実を口にするとほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって ぼくは廃人であるそうだ 

    ーー吉本隆明[廃人の歌]

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    ⬆︎ 僕が大学1年の時に読んだ奥浩平[青春の墓標]。[読書という荒野]にも書いたけど、浩平の兄・紳平の「あとがき」に思わずアンダーラインを引き、文章を書き加えた。あれから50年が経った。僕は現実と妥協し、魂を売り、それでも生きることを選んだ。それが子が父になり、少年が男になり、王子が王になることなら、生きるということは余りに苦い。僕はまだ生きている。これからも目の前の現実を引き受ける。戦う。突破する。泣きながら生きるしかない。

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    明日は僕が勝手に名付けた奥平剛志のジャスミン忌。僕の人生を変えた日がまたやって来る。一年はあっという間だ。こうして「死」に近付いて行く。

    銃口にジャスミンの花無雑作に挿して岩場を歩きゆく君

    草原に身をひるがえし蝶を追う決死の闘いひかえし君は

    「地獄でまた革命をやろう」と先に逝き彼岸で待ってる君は二十六歳

    ーー重信房子歌集[ジャスミンを銃口に]