
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 K0183K0183 見城さん、755の皆さま、こんにちは。
昨日、いっぱい泣いて、また立ち上がると書きました。
酷く心が疲れていますが、今日も変わらず戦場の一日です。こんな時に限って、憂鬱なことが山積みになっています。
その中で、唯一心が動いたものがありました。
久々原仁介さんの『海のシンバル』です。
「僕は、君にちゃんと傷付けられて、幸せだった」
この一文に、心を強く抱きしめられた気がしました。
傷つくことを引き受けた人間だけが言える言葉。傷つかずにはいられない恋こそ、本当の恋なのかもしれない。昔の記憶が蘇ってきました。
そして、気送管という限られた「管」の中でしか言葉を交わせない二人。だからこそ、一文字に想いを込める。届くかわからないからこそ、真心を尽くす。
著者の久々原さんは、師に出会い、鍛えられ、積み上げて商業出版に辿り着いた。その道のりは、まさに圧倒的努力の物語そのものだと思いました。
師との出会いが人生を変える。それは私自身が身をもって知っていることでもある。
まだ読んでいません。だからこそ、読む前の、この胸の震えを記しておこうと思いました。今の私の心に何か届くものがあるのかもしれない。
読んでみよう。
今日も、正直、誠実、善良、真心を尽くして。
今を生きる一人の横田慎太郎として。
本日もよろしくお願い申し上げます。見城徹 K0183K0183 見城さん、755の皆さま、こんばんは。
久々原仁介さんの『海のシンバル』を十二章まで読みました。
「傷つくということ」を、改めて考えさせられています。
「僕は、君にちゃんと傷付けられて、幸せだった」
この言葉は、痛みの奥にあった「守りたかったもの」を、こちらに突きつけてくる。
この物語は静かに問いかけてくる。
「あなたが守ってきたものはなんですか?」
「でも、あなたが本当に守らないといけなかったものは、なんですか?」
私は、本当に守るべきものを置き去りにしてきたのではないか。
傷つくことを引き受けなかった代償は、消えない傷になって残っている。
気送管の中で交わされる、震えるような一文字一文字。それは、私がかつて手放してしまった「あの一瞬」の価値を、今さらながら思い知らせてくるようです。
残り三章。
読み終えるのが怖い気もします。でも、最後まで読まなければいけない。
自分が本当に守りたかった「何か」に、もう一度、向き合うために。



