ひでのトーク
トーク情報- ひで
ひで 【日の出 佐川 光晴】
R6.10.23 読了
この書籍、すごく良い!
本当に読んでよかった。
《概要》
明治の終わり、13歳の清作は、徴兵から逃れ故郷を飛びだす。北陸から九州、そして横浜へと逃れながらも、鍛冶職人として生きる清作を、数々の試練が襲いつづける。一方、清作を曾祖父にもつ現代の女子大生・あさひは、教職免許のために猛勉強中だった……。時代をへだてたふたりの希望の光が、小さく輝きはじめる。
《感想》
読了後も感動が何度も押し寄せてくる。
すごく考えさせる内容で、今も自分の人生と照らし合わせて考えている。
清作の様に生きられたら、辛いけど、充実した人生になるのかなと思う。
本当にこの書籍から、生きる上で大事なことを学んだ。
清作の義理・人情・恩返し。
生涯1つの仕事に没頭して極めようとしている姿。
また、徴兵から逃れることで負い目を感じながら生きていること。
全てが今の自分に突き刺さる。
初めて入った書店で偶然見つけた本。
この出会いは今の自分にとって必然だったのではないかと思います。 - ひで
ひで 【告白撃 住野よる】
R6.10.26 読了
《概要》
三十歳を目前に婚約した千鶴は、自分への恋心を隠し続ける親友の響貴に告白させるため、秘密の計画を立て 願いはひとつ。 彼が想いを引きずらず、前に進めるようになること。 大人のやることとは到底思えないアイデアに呆れつつも、学生時代からの共通の友人・果凛が協力してくれることになったが、〈告白大作戦〉は予想外の展開を見せ――。
《感想》
久々の住野作品。
ページを進めるたびに、ドキドキワクワクが止まらない。ドンドン作品に入り込み気づいたら読了していました。
また、自分の大学時代を走馬灯のように思い出し、何故か切ない気持ちになりました。
それが青春だったのかな?
読んで一番に感じたことは、今の状況は自分が選んだこと・選ばなかったことで成り立っている。過去に後悔することは沢山ある。だから、今からの選択を大事にしようとの思いです。
なおこの小説では、過去の記憶を思い出す要素として、「匂い」を用いています。
なんか良いですね。
過去を思い出す時、匂いは重要な要素になるのかなと思いました。
住野よるさんの作品も面白い。
また読みたくなりました。