じょんれのん。じょんれのん。35分前映画のパンフレットに、ラストの改変について関根光才監督の言葉が載っている。曰く「映画を観た後、文章に触れる人がある種の安らぎというか、ほっとして終われる後日譚にしたいと思ったんです」──続きはwebで、ではなく、続きは小説で、なのだ。そんな映画と原作の関係、ある? これまで私はこのコラムで「映画と原作の違いを比べてみて」と書き続けてきたが、「映画の続きは原作で読んで」と書くのは初めてじゃなかろうか。